Benefits
特長
InputManPlus for WPFは、きめ細かな入力支援機能を提供するコントロールです。日本の業務アプリケーションに求められるデータ入力や編集機能を実現する画面設計を支援します。
用途に応じた入力
テキスト、日付時刻、数値、マスク、コンボボックスなど用途別に機能を最適化したコントロールを提供します。
日本仕様
日本市場のあらゆる入力シーンを想定して設計され、和暦、漢数字、ふりがな取得など多くの日本固有の入力機能を備えます。
検証機能
指定文字種以外の入力無効化や、全角を半角に、ひらがなをカタカナに自動変換するオートコンバート機能を搭載しています。
入力エラー通知
アイコンやツールチップによる視覚的なエラー通知アクションをプロパティ設定だけで実現します。
リッチな入力制御
キー操作によるフォーカスの移動や未入力項目の自動補完、キーボード/マウス/タッチ操作での入力を実現し、業務画面の操作簡易化を支援します。
統一した外観デザイン
WPFで提供されるテーマに合わせたテンプレートを複数用意。画面上のInputManコントロールを統一した外観に設定できます。
InputManPlus(インプットマン プラス)
InputManPlus for WPFは、以下の2つからなる強力なコンポーネントセットです。
- きめ細かな入力支援機能を提供する InputMan(インプットマン)
- 住所関連の入力に必要な機能を網羅した JPAddress(JPアドレス)
テキスト、マスク、日付時刻、数値、カレンダーなど用途別に最適化された入力用コントロールと、エラーを通知する検証インジケーターコントロール、IME管理コンポーネント、書式コンバーターなどを収録しています。
InputManPlusには、InputMan・JPAddressが含まれますので、InputManPlusのライセンスだけで全てのコンポーネントを利用したアプリケーション開発が可能です。
主な機能
データ型や入力用途に合わせたコントロール
InputManは日付、数値、定型書式などの、さまざまな用途に適した入力領域を備えた画面を開発できます。テキストやマスク、日付時刻、数値といった入力コントロールと、和暦、祝日表示に対応したカレンダーコントロールを提供します。
また、IMEの操作や入力制限機能、検証エラー通知機能、文字種の自動変換などエンドユーザーの入力を手助けする数々の機能を用意しています。
データ入力の負担を軽減
日本市場向けのアプリケーションで快適な入力ができるように設計されています。たとえば、西暦で入力した日付を和暦で表示したり、アラビア数字で入力した数値を漢数字で表示したりできます。また、入力負担を軽減するふりがなの自動取得も可能。
さらに、文字化けの可能性があるサロゲートペア文字の制御や2バイト文字に適したバイト単位での文字数制御などを備え、文字種の多い日本語でのデータ入力を強力にサポートします。
データの品質を向上
InputManの各コントロールは、指定した文字種以外の入力を無効にする機能や、全角を半角に、ひらがなをカタカナに自動変換する機能を搭載しています。入力できる文字種を適切に制御することでデータ精度を高めるだけでなく、データチェックのためのコードを大幅に削減し、プログラム全体を簡潔にできます。
例外を検出した場合にエラー通知アクションを行う検証インジケータコントロールを備え、プロパティ設定だけでアイコンやツールチップによる視覚的なエラー通知を実現します。
住所入力を支援
JPAddress
JPAddressは日本の業務アプリケーションに求められる「住所」に関する入力を支援するコンポーネントです。
郵便番号から住所の取得はもちろんのこと、住所から郵便番号の検索、カスタマバーコード(郵便バーコード)用キャラクタの取得など各種の自動入力に対応しており、「住所」に関する入力を支援します。
住所や大口事業所名から郵便番号を取得できる逆引き検索も可能ですので、入力済みの住所情報から郵便番号を自動入力したい場合に活用できます。事業所名は読み仮名でも検索ができるため、完全な事業所名を入力しなくても住所情報の検索が可能です。
JPAddress 辞書更新サービスの終了について
「JPAddress 辞書更新サービス」は、提供を終了させていただくことになりました。これに伴い、2021年5月末日を持ちまして新規/継続のご利用お申込みを終了いたします。詳細はこちらをご確認ください。
仕様
コントロール一覧
コントロール名 | 機能概要 |
---|---|
入力コントロール | |
テキストコントロール | 入力可能な文字種の制限、指定文字への自動変換、複数行表示、複数行での罫線表示や表示行数の指定、省略文字、オーバーフローチップ、入力候補値、透かし表示文字 |
マスクコントロール | 正規表現を使った書式設定、ドロップダウンリストでの表示やスピンボタンでの項目選択が可能な列挙型のフィールド、入力候補値、透かし表示文字 |
日付コントロール | 和暦表示に対応した入力および表示書式、入最大値・最小値の設定、ドロップダウンカレンダーの表示、スピンボタン、入力候補値、透かし表示文字 |
数値コントロール | 3桁区切り記号、小数点、負号、通貨記号、未入力値の入力および表示書式、ドロップダウン電卓の表示、スピンボタン、入力候補値、透かし表示文字 |
コンボコントロール | 編集可否の設定、選択可否の設定、テキストエリアのカスタマイズ、リストコントロールの機能(マルチカラム、ヘッダ表示、項目ごとのスタイルなど)を備えたドロップダウンリスト |
リストコントロール | マルチカラム、自動カラム生成、ヘッダ表示、項目ごとのスタイル、ソート、チェックボックスの表示 |
ドロップダウン電卓コントロール | キー入力およびマウス操作による四則演算、メモリ機能、エラー表示機能、計算履歴の表示/非表示の切り替え、ボタンの表示スタイル |
ドロップダウンカレンダーコントロール | 月をまたいだ複数日付の表示、日付や曜日単位での表示スタイル、国民の祝日や企業独自の休日、選択を許可しない日付、会計年度での表示 |
検証インジケータコントロール | アイコンとツールチップで検証エラーを通知、アイコンの表示モード、点滅速度 |
拡張コンポーネント | |
IME管理コンポーネント | 入力コントロールにふりがな取得機能を提供、ふりがな文字列に対する変換候補一覧、フォーカス喪失時のIME状態の保持、IME状態を条件としたトリガーの設定 |
ショートカットコマンド | InputMan独自コマンド(フィールド間の移動、ドロップダウンウィンドウの開閉、null値の入力、値の増減など)、任意のキーへの割り当て、標準コントロールでも使用可能なフォーカス移動コマンド |
書式コンバーター | 表示用コントロールに対しInputManの書式設定機能(和暦、漢数字、負数、正規表現による定型書式、未入力時文字列)を提供 |
無料ですべての機能をお試しいただけます
今すぐダウンロードして試す保守サービス
開発ライセンスのご購入から1年間は無償で保守サービスが付属いたします。2年目以降も保守サービスをご利用いただく場合は、12か月ごとの契約更新が必要となります。
安心と信頼のサポート体制
サポートサービス満足度
技術サポート利用者アンケートより(2016年1月〜2018年12月実施分)
選ばれ続けて30年
コンポーネントベンダーとして培われた30年の販売実績とサポート経験をもとに、高品質なサービスをご提供します。
豊富なドキュメント
ヘルプやデモに加え、ナレッジベースでは最新の製品情報をご確認いただけます。
E-mailサポート
開発時に課題が発生した際もご安心ください。
サブスクリプションをご契約中のお客様は、E-mailによる技術サポートをご利用いただけます。
お得に新バージョンを入手
保守サービス契約期間中にバージョンアップ製品が発売された場合、新たに製品を買いなおさずに最新バージョンをお使いいただける「フリーアップグレード」をご利用いただけます。新しい環境やテクノロジーが登場しても安心です。
保守サービスの詳細については、以下をご確認ください。
必要システム
開発環境
開発ツール | Visual Studio 2017/2019/2022 |
---|---|
デザインツール | Blend for Visual Studio 2017/2019/2022 |
開発言語 | Visual Basic/C# |
OS | Windows 10/11/Server 2016/Server 2019/Server 2022 |
運用環境
フレームワーク | .NET Framework 4.8/4.8.1 .NET 6/8 |
---|---|
OS | Windows 10/11/Server 2016/Server 2019/Server 2022 |
- 仮想環境における製品の対応状況についてはこちらのページをご覧ください。
- 対応ソフトウェアはすべて日本語版のみです。日本語版以外の環境での動作は保証していません。
- Visual Studio 2017以降で本製品を使用する場合は、事前に「.NET デスクトップ開発」ワークロードのインストールが必要です。後からワークロードをインストールした場合は、製品の再インストールを行ってください。
- 32ビット(x86)および64ビット(x64)の両環境に対応しています。
ライセンスと価格
利用範囲 | ライセンス種別 | ライセンスの数え方 | ライセンス価格 | ||
---|---|---|---|---|---|
開発 | - | ユーザーライセンス | 本製品の機能を組み込んだアプリケーションを開発できます。 | 1人の開発者(製品の利用者)につき1ライセンス必要です。 | 価格表 |
- | 配布 | ランタイムライセンス | 本製品の機能を組み込んで開発したクライアントサイドアプリケーションを配布できます。 | ランタイムフリーです。 |
ユーザーライセンス
- 1つのユーザーライセンスで、同一の開発者が利用するコンピュータ3台までインストールが可能です。
- 特定の旧バージョン製品をお持ちの方を対象とした、通常よりも安価なバージョンアップライセンスをご用意しています。詳細については以下のページを参照してください。
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保守サービス
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- 保守サービスの詳細については、以下をご確認ください。
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