使いやすい入力フォームを簡単開発

業務アプリケーションにおける入力画面は使用頻度が高いからこそ要望も多岐にわたります。入力形式、チェック機能やエラー通知、和暦やフリガナ、ファンクションキーやエンターキーの割り当て。また、キーボード、マウスだけではなく、タッチやペンといったあらゆるデバイスによる入力シーンへの対応…。

これらの要望を標準コントロールだけで開発するのはとても工数がかかります。入力操作を楽にする機能を多数搭載したコントロールセットであるInputManは、あらゆる要件の入力フォームの短期開発を支援します。

また、InputManには、各プラットフォーム向けのラインナップが用意されています。デスクトップアプリ開発なら、Windows Forms版とWPF版、Webアプリ開発ならASP.NET版とJavaScriptライブラリ。業務案件に合わせて、最適なアプリケーションの形態を選べます。

使いやすい入力フォームを簡単開発

業務システムの画面設計を支援する製品セット

.NET向けラインナップ「InputManPlus」は、画面レイアウトを自在に設定できるコンテナと多くのUI部品を搭載するPlusPak for Windows Formsと住所入力を自動化するJPAddress for .NETがセットになっています。

入力画面をよりパワフルにする製品セットは、開発コストを大きく削減し、エンドユーザーが使いやすいと感じる業務システムの構築を強力に支援します。

業務システムの画面設計を支援する製品セット

最小限のコントロール数で入力画面を実現

自由な書式を1つのコントロールに

コントロールに書式を設定することで、数桁ごとに区切られた郵便番号や電話番号や、日付など定型的な書式を持った値の入力を1コントロールにまとめられます。エンドユーザーは入力時にコントロールのフォーカスを移動させる必要がなく、開発者は得られた値の結合処理を省くことができます。

たとえば、標準コントロールで郵便番号や電話番号の入力欄を作成するには、TextBoxと”―”(ハイフン)や”〒”マークを設定したLabelコントロールを組み合わせますが、InputManのコントロールなら1つずつ配置するだけで実装できます。

自由な書式を1つのコントロールに

ファンクションキー

ファンクションキーの押下をフックしたい場合は標準コントロールならばButtonを使用するファンクションキーの数だけ配置しますが、InputManには専用のファンクションキーコントロールが搭載されています。

※ Windows FormsはInputManPlusに同梱のPlusPakに含まれます。WPFおよびJavaScript版での提供はありません。

標準コントロールの場合、押下をフックしたいファンクションキーの数と同じ数のボタンを実装する必要があります。8種類のファンクションキーを使用する場合、Buttonを8個配置しそれぞれにクリックイベントと、ファンクションキーが押されたことをフックするためのFormのKeyDownイベントを実装しなければなりません。

InputManやPlusPakではGcFunctionKeyコントロールを1つ配置するだけです。あとは、FunctionKeyDownイベントを実装すれば完了。二重クリック防止やキーを押し続けたときの処理などもプロパティで設定可能です。

ファンクションキー

入力検証で正しいデータ入力に導く

エラー入力の通知

WindowsフォームとASP.NET版では、検証用の専用コントロールとさまざまなアクションでエラーを通知する機能を搭載します。アイコンや背景色による視覚的な通知のほか、バルーンチップを使用してエラー内容をわかりやすく表示するなど、エンドユーザーに正しい値の入力を促します。WPF版では、DataAnnotations属性を利用した検証機能に対応し検証インジケーターを提供。このほか、エラー検証時にはイベントが発生するため、独自の通知やエラー処理を実装することも可能です。

未入力時の代替テキスト

コントロールが未入力であることを示すウォーターマークを表示できます。必須入力であることを示す文字列や、入力例を表示することで、エンドユーザーの入力操作を減らし誤入力を防ぎます。入力時と表示時で異なる文字列やスタイルを設定できるほか、数値コントロールではNullとゼロを区別することも可能です。

入力検証

開発工数を大幅削減

ノンコーディングで実現する多くの機能

文字種や書式、入力可能な範囲、フォーカスの制御、ウォーターマークテキストなど、InputManが持つ多くの機能はプロパティの設定だけで実現できます。電話番号や郵便番号、和暦やカンマ区切りの数字など、よく使用される書式はあらかじめ組み込まれているため、Visual Studioのプロパティグリッドから簡単に設定することができます。

プロパティページ

WindowsフォームとASP.NET版では、コントロールのプロパティをダイアログ形式で設定できるエディタ「プロパティページ」を提供します。日本語ガイドやプレビュー付きなので、直観的に設定でき、ほとんどの機能をノンコーディングで実現できます。

プロパティページ

安心と信頼のサポート体制

安心の充実サポート
サポートサービス満足度

技術サポート利用者アンケートより(2016年1月〜2018年12月実施分)

  • 選ばれ続けて30年

    コンポーネントベンダーとして培われた30年の販売実績とサポート経験をもとに、高品質なサービスをご提供します。

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  • E-mailサポート

    開発時に課題が発生した際もご安心ください。
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