機能・特長
1レコードを複数行に表示
MultiRowは、1つのレコードを複数行にわたって表示することが可能です。これにより、フィールド数が非常に多い場合でも、横方向にスクロールすることなく1画面に全てのフィールドを表示することができ、操作性と閲覧性を大きく向上させることができます。
柔軟なレイアウト
レコード内のセルを縦横いずれの方向にも結合することが可能です。セルの結合を駆使することで、Excelのような柔軟なレイアウトでデータを表示/入力することができます。また、帳票や伝票と同じレイアウトでデータ表示/入力を行うという用途でもご利用いただけます。
グリッドレイアウトの設定
MultiRowでは、列レイアウト情報を設定するだけで、異なるレイアウトでデータを表示することができます。レイアウトの違いを意識してコーディングする必要はありません。列レイアウト情報を切り替えると、データグリッドの機能や操作性はそのままに、通常のデータグリッドを複数行データグリッドとして表示します。
列ヘッダの折りたたみ
既定では列ヘッダと明細は同じレイアウトで表示されますが、列ヘッダを折りたたんで1行で表示することができます。小さな画面で多くの列ヘッダの折りたたみと展開は、ボタンクリックにより動的に行うことも可能です。
データ入力
通常のテキストボックスに加えて、コンボボックス、チェックボックスによる入力に対応します。また、新規追加行を表示してレコード単位でデータを追加したり、Deleteキーを押して選択されたレコードを削除することができます。
Excelのような操作性
Excelや一般的なデータグリッドで利用されるキー操作をサポートします。右の表は、対応している主なキー操作です。
クリップボード操作
クリップボード操作をサポートし、セル範囲をコピーして他の範囲にペーストすることができます。また、コピーしたセルをExcelにペーストしたり、逆にExcelでコピーしたセルをMultiRowにペーストすることも可能です。同じデータの入力を効率的に行うことができます。
ファイル出力
サーバーに特別なソフトをインストールすることなく、WebブラウザだけでExcelファイルとPDFファイルを出力することができます。MultiRowをそのままExcelファイルやPDFファイルに出力するだけでなく、MultiRowと他の文字列などのコンテンツを組み合わせて出力することも可能です。
FlexGridの拡張コントロール
MultiRowはFlexGridの拡張コントロールであり、ソート、フィルタリング、グループ化、ページング、行列の固定など、FlexGridと同等の機能をサポートします。また、クラスメンバーや使用方法も同じなので、FlexGridを使うことができればMultiRowも簡単に使い始めることができます。
制限事項
FlexGridの下記の機能には対応していません。
- 行/列をドラッグして移動(allowDraggingプロパティ)
- ツリー表示(childItemsPathプロパティ)
- 列レイアウト以外のセル結合(allowMergingプロパティ)
- セルのカスタム結合(mergeManagerプロパティ)
- 詳細行(wijmo.grid.detailモジュール)
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