V3Jの新機能
電卓コントロール(GcCalculator)
クライアントサイドで電卓を表示できるようになりました。このコントロールでは単独の電卓表示のほか、ドロップダウン形式やポップアップ形式による電卓の表示が可能です。また、カスタマイズ機能もサポートしており、電卓のボタンに独自のラベルを設定することもできます。
ファンクションキーコントロール(GcFunctionKey)
InputManシリーズで高い人気を誇る「ファンクションキー」機能がInputManJSでもお使いいただけるようになりました。このコントロールの利用により「F1キー」などをはじめとするファンクションキーの押下時に、任意のプログラム処理を関連づけて動作させることができるようになります。また、コントロールを非表示にして独自処理とファンクションキーの関連付けのみを設定することも可能です。
ソフトウェアキーボードコントロール(GcSoftKeyboard)
タブレットからの入力やセキュアな入力が求められる開発要件に最適な「ソフトウェアキーボードコントロール」の使用が可能になりました。このキーボードではキーのレイアウト変更や独自のキー表示設定など、様々なカスタマイズが可能です。また、キーのランダム表示やマウスオーバーの際にキーを非表示にするといったセキュリティ機能も豊富に備えられています。
ショートカットキーコントロール(GcShortcut)
入力内容のクリアやフォーカス移動など、様々なアクションを任意のキー操作に関連づけて実行できる「ショートカットキーコントロール」が利用可能になります。キーには、InputManJSに組み込みで用意されるアクションのほか、独自の処理を実行する「カスタムアクション」を関連づけることも可能です。
フォームデータの永続化
V3Jではフォームに入力したデータの永続化が可能になります。新しく追加される「GcFormPersistenceクラス」の機能を利用することで、ページ遷移やブラウザの終了といった要因に影響をうけることなく、フォームに過去の入力データを復帰できるようになります。この機能はInputManJSコントロールに入力されたデータのほか、HTMLのinput要素やselect要素、textarea要素への入力データにも使用できます。
全てのコントロールプロパティのサポート
V3Jから全コントロールでプロパティの利用が可能になります。これらのプロパティを利用することで、コントロールに対する値の設定や取得処理を簡潔に記述できるようになります。
GcCalendarナビゲータによるスクロール量の設定
カレンダーコントロール(GcCalendar)に新しく追加となるscrollRateプロパティの利用により、月ナビゲータ/年ナビゲータボタンによるカレンダーのスクロール量を設定できるようになります。
製品ヘルプとAPIリファレンスの刷新
製品ヘルプとAPIリファレンスが新しくなりました。デザインやドキュメント内の項目が一新され、これまでよりも更に見やすく、使いやすくなっています。また、検索機能が大幅に強化されており、検索窓へのキーワード入力によってヘルプ、APIリファレンス、デモの内容をまとめて素早くサーチできるようになりました。
その他の機能強化
リストコントロール(GcListBox)とコンボコントロール(GcComboBox)で以下の機能に対応しました
- フィルタ/ソート処理のカスタム実装
このほか、更新の詳細についてはInputManJS 更新履歴をご確認ください。