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SP2の新機能

GroupIndex関数の追加

TablixおよびTableデータ領域で使用できる、GroupIndex関数が追加されました。この関数は、データ領域内の指定したグループから、グループ内における行または列のインデックスを取得できます。

SP1の新機能

〈セクションレポート〉Webデザイナコンポーネントがセクションレポートに対応〈Professional限定機能〉

WebデザイナコンポーネントでXML形式のセクションレポート(拡張子が.rpx)の作成や編集ができるようになりました。

※ Webデザイナでのセクションレポートの使用に関してはいくつか制限事項があります。詳細は製品ヘルプをご覧ください。

Webデザイナコンポーネントがセクションレポートに対応
Webデザイナ上でXML形式のセクションレポートをデザイン・プレビュー

Webデザイナコンポーネントの強化〈Professional限定機能〉

Webデザイナコンポーネントのレポートデザイン機能やカスタマイズ機能を強化しました。

  • 〈ページレポート・RDLレポート〉データセットテンプレート

    あらかじめ定義したデータセットをテンプレートとして読み込んで使用できるようになりました。開発者がDBMSやWeb APIなどと接続する定義済みのデータセットをあらかじめ用意しておくことで、エンドユーザーがレポートを新規作成する際のデータ接続部分の構築にかかる手間を大幅に省くことができます。

  • ルーラー

    Webデザイナでのデザイン時にルーラーを表示できるようになりました。

    ルーラー

  • 〈ページレポート・RDLレポート〉「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にする

    Webデザイナ上のデータタブや式エディタから「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にすることができるようになりました。

    「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にする
    デザイナのオプションから「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示に設定

長期署名(PAdES)に対応したPDFの作成〈Professional限定機能〉

PDFの長期署名(PAdES:PDF Advanced Electronic Signatures)に必要な「リビジョン6(AES-256)」のセキュリティに対応したPDFを作成できるようになりました。外部の長期署名サービスやライブラリと連携してPDFの長期署名を実現できます。

※ ActiveReports for .NET単体ではPDFの長期署名を追加することはできません。

長期署名(PAdES)に対応したPDFの作成
ActiveReports for .NETと外部の長期署名サービス・ライブラリを使用した長期署名PDF作成の流れ

〈ページレポート・RDLレポート〉チャートのデータラベルのカスタマイズ

Chartコントロールのエンコーディングに「テキスト」要素が追加されました。これにより、複数のデータラベルの表示、他のフィールド値の設定、式を使用した条件分岐など、データラベルを柔軟にカスタマイズすることができるようになります。

チャートのデータラベルのカスタマイズ
データラベルにカテゴリ名と売上高を一緒に表示

〈ページレポート・RDLレポート〉レポートのテーマを式で動的に切り替え

レポートのテーマの設定に式を使用できるようになりました。テーマファイル名をパラメータなどに設定すれば、動的にテーマを切り替えることが可能です。

レポートのテーマを式で動的に切り替え

JSビューワでプレビュー結果をSVG画像で表示〈Professional限定機能〉

JSビューワのプレビュー表示を通常のHTML表示ではなく、SVG画像で表示できるようになりました。ブラウザのレンダリングエンジンの影響を受けることなく、より精度の高い描画結果を得ることができます。

JSビューワでプレビュー結果をSVG画像で表示​

〈ページレポート・RDLレポート〉レポートパラメータのソート

レポートパラメータの「使用できる値」の設定に「並び替え」が追加されました。SQLを使用しないCSV、JSON、XMLなどソートをサポートしていないデータソースをパラメータに使用する場合でもソートが可能になります。

レポートパラメータのソート

〈ページレポート・RDLレポート〉Excel/Wordエクスポートで出力可能なメタ情報を強化

Excel/Wordエクスポート実行時に、以下のメタ情報をオプションとして出力できるようになりました。

  • Excelエクスポート
    • 作成者
    • 分類項目
    • タイトル
  • Wordエクスポート
    • 分類項目

Excel/Wordエクスポートで出力可能なメタ情報を強化​

〈RDLレポート〉Excelデータ描画拡張機能で出力結果のヘッダ行/列を固定

RDLレポートでTablix/TableコントロールのFrozenColumnsプロパティ、FrozenRowsプロパティを使用してヘッダ(行/列)を固定している場合に、Excelデータ描画拡張機能で出力したExcelにおいてヘッダを固定した状態を維持できるようになりました。

※ Excelデータ描画拡張機能のみの機能です。Excel描画拡張機能では使用できません

JSビューワで「印刷の準備中」ダイアログを表示せずに印刷〈Professional限定機能〉

JSビューワの印刷ボタンを押下したときに表示される「印刷の準備中」ダイアログを非表示にできるようになりました。

「.NET Framework 4.8.1」のサポート

「.NET Framework」の最新バージョン「4.8.1」をサポートします。

その他の機能強化

JSビューワに以下の機能を追加しました
※ Professionalエディション限定の機能です

  • ページ番号を含むIIF式をVisibility.Hiddenプロパティに設定できるようになりました(ページレポート・RDLレポート)

JSONデータソースに以下の機能を追加しました

  • JSONスキーマを編集できるようになりました(ページレポート・RDLレポート)

Excelエクスポートに以下の強化を実施しました

  • Excel描画拡張機能のパフォーマンス(メモリ)を改善しました(ページレポート・RDLレポート)