V4J SP1の新機能
NuGetパッケージ/リリースノート
更新履歴はNuGetパッケージのページを参照してください。
SP1 HotFix(2021/06/21)
- DioDocs for Excel(NuGetパッケージ)
- DioDocs for PDF(NuGetパッケージ)
SP1(2021/5/26)
- DioDocs for Excel(NuGetパッケージ | リリースノート)
- DioDocs for PDF(NuGetパッケージ | リリースノート)
- DioDocs for PDF(PDFビューワ)(npmパッケージ | リリースノート)
DioDocs for Excel
数式を値に置き換えてExcelファイルへ出力
XlsxSaveOptions.IgnoreFormulasプロパティを設定して、Excelファイルへ出力する際に数式のセルは値のセルとして保存できます。
JSONをロードする新しいオーバーロードメソッド
Workbook.OpenメソッドでJSONファイルをインポートできるようになります。インポートする際にDeserializationOptionsを使用してオプションを設定することも可能です。
PDFを開く際の動作を設定
PDFを出力する際にOpenActionScriptプロパティでJavaScriptのコードを設定することで、PDFを開いた際に特定のアクションを実行することができるようになります。
テンプレート構文の強化(パフォーマンスの改善)
ProcessTemplateメソッドによる処理が改善され、テンプレート構文を利用したExcelファイルの生成がこれまで以上に高速になります。
SpreadJSとの互換性強化(セルの値にカスタムオブジェクトを適用)
SpreadJSとの相互運用性が強化されます。チェックボックスリストやラジオボタンリスト型のセルにカスタムオブジェクトを適用することで、複数の選択肢を選択できるようになります。この結果はPDFへ出力した場合のみ表示されます。
SpreadJSとの互換性強化(要素ごとにJSONのインポートとエクスポート)
FromJsonとToJsonメソッドを使用して、ワークブックの以下の要素に個別にJSONの入力と出力ができるようになります。
- スタイル(IStyle)
- 範囲(IRange)
- 入力規則(IValidation)
- テーブル(ITable)
- スパークライン(ISparklineGroup、ISparkline)
- 条件付き書式(IFormatConditions)
- 図形/グラフ/画像(Ishape)
- スライサー(ISlicer)
- コメント(IComment)
- 定義された名前(IName)
- ページ設定(PageSetup)
- 保護設定(ProtectionSettings)
SpreadJSとの互換性強化(JSONのインポートとエクスポート)
以下のSpreadJSのプロパティおよびメソッドのJSONインポートとエクスポートに対応します。
- numbersFitMode(日付または数値のデータ幅が列幅よりも長い場合の表示モードを指定)
- iterativeCalculation(反復計算を有効にするかどうかを指定)
- iterativeCalculationMaximumIterations(反復計算時の最大反復を指定)
- iterativeCalculationMaximumChange(反復計算時の最大変更を指定)
- scrollbarAppearance(skinとmobileの2つの列挙型を含むスクロールバーの外観を指定)
- selectionMode(自動マージの選択モード)
- HyperlinkTargetType(ハイパーリンクが設定されたドキュメントを開く方法を指定)
- showFormulas(値の代わりに数式を表示するかどうかを指定)
- allowAutoExpand(テーブルの自動拡張を有効にするかどうかを指定)
- alt(図形、グラフ、画像の代替テキストを設定)
- ignoreHidden(グラフが非表示の行と列のデータを表示する方法を指定)
- displayNaAsBlank(グラフにて#N/Aセルを空白セルとして表示するかどうかを指定)
- allowRotate(図形、グラフ、画像の回転を無効にするかどうかを指定)
- showHandle(図形、グラフ、画像のハンドルを表示するかどうかを指定)
DioDocs for PDF
DioDocs for PDF(PDFビューワ)
グラフィカルな署名の追加
ビューワの注釈エディタのツールバーに追加される「署名を追加」を使用してPDFドキュメントへグラフィカルな署名を追加できるようになります。この署名は手書き、テキスト、画像から作成でき、作成後はスタンプ注釈として保存されます。
タッチデバイスへの対応強化
タッチデバイスでビューワを使用する際のサポートを改善しました。iPhoneやiPad、その他のタッチデバイスで指やペン、スタイラスを使用して注釈とフォームフィールドの追加や編集、入力が実施できるようになります。
各種カスタマイズ機能の追加
以下のようなビューワのカスタマイズができるようになります。
- SVGアイコンを使ったカスタムツールバーボタンの作成
- サイドバーのカスタマイズ
- サイドバーボタンの表示/非表示を切り替え
- サイドバーボタンの順番の変更
- カスタムサイドバーパネルの作成
- CSSスタイルによるテーマ変更
- 任意の言語でのローカライズ
- 編集モードのフォームフィールドをロック
- フォームフィールドのカスタム検証