2022J v3の新機能
デスクトップ(Windows Forms・WPF)
〈Windows Forms〉FlexGridの強化
デザイン時のエディタ
Visual Studioでデザイン時に使用できるできる列エディタが .NET 6アプリケーション開発時にも利用できるようになります。他のコントロールについても引き続き対応していきます。
〈Windows Forms〉FlexGridの強化
カスタムフィルタ
IC1ColumnFilterおよびIC1ColumnFilterEditorにより、列フィルターに独自の日付、文字列、色、およびその他のフィルターオプションをよりシンプルに実装できるようになります。
〈Windows Forms〉FlexChartの強化
範囲エディタ
これまでもFlexChartのツールバーとリボンは機能強化されてきましたが、今回のバージョンでは範囲エディターがサポートされるようになります。範囲エディターを使用して、実行時にグラフのデータポイント間のスクロールを有効にし、描画範囲を絞った状態で分析を行うことが可能です。
〈Windows Forms〉.NET 6対応の新しいEditor(ベータ版)
Xhtmlドキュメントの作成や更新を行うためのコントロールです。Office 365ベースのリボンが組み込まれており、書式設定やスタイル設定ツールなどを使用してドキュメントを簡単に編集できます。なお、このコントロールはWebView2を元に新規に作成されたため、.NET FrameworkのC1Editorコントロールとの完全な下位互換性はありません。
〈Windows Forms〉.NET 6対応コントロールの追加
新しくSizer、PDF、MultiSelect、Tile、FinancialChartが .NET 6に対応します。今後のリリースでも引き続き .NET 6へ対応していきます。
〈WPF〉.NET 6対応テーマの追加
人気のある最新のUIデザインに基づいた新しい「Material」および「Material Dark」テーマが提供されます。従来の「System」テーマとともに、アプリ全体あるいは特定のUI要素(標準のコントロールも含む)に対して、特定のテーマに基づいた統一感のあるスタイルを適用できます。
全般
.NET 7のサポート
.NET 7は.NET 6の後継で、統一性、現代性、シンプルさ、高速性に重点を置いています。.NET 7はMicrosoftによって標準サポート期間(Standard Term Support, STS)として18カ月間サポートされる予定です。ComponentOneではすべてのプラットフォーム用の最新の .NET 6ライブラリが .NET 7アプリケーションで動作することを保証しており、準備ができ次第いつでも .NET 7へアップグレードすることが可能です。
.NET Framework 4.8.1のサポート
ComponentOneではすべてのプラットフォーム用の .NET Framework用コンポーネント(.NET Framework 4.6.2 以上に対応のもの)において、.NET Framework 4.8.1での利用をサポートします。
Excel for .NET
.NET Standard対応
Excel for .NET(C1Excel)において、.NET Standardに対応したコントロールを追加します。Windows Forms、WPF、ASP.NET MVC、WinUIなど、任意の.NETアプリケーションでExcelファイルを読み込み、作成、編集、保存できます。