V4Jの新機能
レンダリングフレームワークのサポート
新たに、「Next.js」「Nuxt.js」の2つのレンダリングフレームワークをサポートします。
※ CSR(Client Side Rendering)のみのサポートとなります。
フロントエンドフレームワークのサポート追加
新たに「Svelte」のサポートを追加しました。また「Angular」の最新バージョン「16」をサポートしました。
〈RDLレポート〉マルチレイアウト
RDLレポートに、複数のレイアウト構成が可能となる機能が追加されました。一つのレポートファイルに複数の「レポートエリア」の追加が可能となり、レイアウトが違う複数のレポートをまとめて作成することができるようになりました。
アクションプロパティによるインタラクティブなレポート操作
帳票コントロールのアクションプロパティに「Apply parameters」が追加され、帳票上に配置したコントロールからパラメータ値の変更が可能となりました。この機能を使用することで出力された帳票上からのフィルタリング動作も可能となりました。
また「Table-行」「List」「BandedList-Band」へアクションプロパティが追加され、行単位でのアクション動作も可能となりました。
Listコントロールによる柔軟な帳票レイアウト
Listコントロールに「レイアウト方向」プロパティが追加され、List上のレポートコントロールの描画する方向が指定可能となりました。また「行または列のカウント」プロパティ追加され、行数または列数を指定することでListコントロール内で折り返しも可能となりました。
〈RDLレポート〉Tablix/Tableコントロールに行列固定機能を追加
RDLレポートのTablix/Tableコントロールに行列固定機能が追加され、プレビューモードが「ゲラ」の場合ヘッダの行または列が固定された状態でスクロールが可能となりました。
ルーラー
デザイナアプリ・Webデザイナコンポーネントでのデザイン時にルーラーを表示できるようになりました。
レポートパラメータのソート
レポートパラメータの「使用できる値」の設定に「並べ替え」が追加されました。パラメータの「値」か「ラベル」を基準として、思い通りに並べ替えられます。またデータソースをパラメータとして使用する場合にもソートが可能となります。
パラメータパネルの固定表示
ビューワーのパラメータパネルの固定表示が可能となりました。
10種の帳票サンプルをオンラインデモに追加
払込取扱票や納品書、給与明細書など以下の10種の帳票サンプルをオンラインデモに追加しました。レポートファイル作成の参考として活用できます。
- 払込取扱票
- 納品書/納品書控
- 販売管理レポート
- 給与明細書
- 売上レポート
- 販売明細書
- タックシール
- 年度予算決算表
- 成績表
- 財政教育経費使用状況調査表
ビルドツールの使い方など製品ヘルプを強化
ビルドツール「Vite」の使用方法や、APIを使用したレポート作成方法など製品ヘルプの内容を強化しました。
その他の機能強化
式に以下の関数が追加されました。
- IndexOf関数:対象の配列または文字列から、指定した検索要素が含まているかを判断。
Webデザイナコンポーネントにイベントが追加されました。
- documentChangedイベント:デザイナに読み込まれているレポートが変更されたときに発生します。