V2.1Jの新機能
Excelインポート
Excelで作成された帳票レイアウトをActiveReportsJSのレポートファイル(*.rdlx-json)に変換するExcelインポート機能を追加しました。Excelで作成した帳票仕様書からレポートファイルを生成する、他社製品で作成した帳票デザインをExcel経由で移行するなど、さまざまな用途にお使いいただけます。
OR条件を組み合わせた複雑なフィルタに対応
フィルタ使用時にOR条件を使用したデータ抽出が可能になりました。AND・OR条件を組み合わせた複雑なデータ抽出に対応します。データセットやTableなどのデータ領域コントロールなど、すべてのフィルタでご利用できます。
MixedFormatTextコントロール
HTMLタグを利用して書式付きテキストを表示することができる「MixedFormatText」コントロールを追加しました。1つのテキストの中で複数のフォントサイズや文字色などのスタイルを使用したい場合などに活用できます。
「式」をより簡潔に記述できるように改善
帳票のレイアウトを動的に制御できる「式」の構文をより簡潔に記述できるようになりました。
V2J以前のデザイナで設定した「式」も、V2.1Jのデザイナでレポートファイルを開くと自動的に新しい構文で表示されます。
TablixウィザードのUIを強化
Tablixコントロールの設定を支援するTablixウィザードのUIを強化し、さらに高機能になりました。
グループを折りたたんで初期表示
レイアウトオプションの構成に、行・列グループの項目を折りたたんだ状態で初期表示できる「グループの折りたたみ」オプションを追加しました。
グループを独立した行として表示
レイアウトオプションの構成に、グループを独立した行として表示できる「行グループ設定」オプションを追加しました。
複数の値の設定に対応
ウィザードから複数の値の設定が可能になりました。複数の項目の集計値を簡単にTablix上に表示できます。
また、「行として表示」オプションを使用すれば、集計値を複数の行として表示するか、複数の列として表示するかを選択できます。
集計値をパーセントで表示
集計値を単純に表示するだけではなく、全体に対する割合(パーセント)で表示するオプションを追加しました。全体に対する比率だけでなく、行・列のグループごとの比率でも表示が可能です。
その他の強化
- 「レイアウトオプション」の設定項目をタブで切り替え表示できるようになりました。
- グループの設定項目などのメニューがマウスホバー時だけでなく常時表示されるようになりました。
グループの改ページ条件に「Between」を追加
Tableなどのデータ領域コントロールのグループの改ページ条件として、グループとグループの間でのみ改ページする「Between」が追加されました。
Webデザイナコンポーネントが各種フレームワークに対応
Angular、React、Vue.jsそれぞれのフレームワークに最適化された、専用のWebデザイナコンポーネントを提供します。
Angularの最新バージョン「12」をサポート
フロントエンドWebアプリケーションフレームワーク「Angular」の最新バージョン「12」をサポートします。