2025J v2の新機能
〈v2.1/FlexGrid、FlexSheet〉取り消し線スタイルのExcelインポート/エクスポートに対応
FlexGrid、FlexSheetにおいて、取り消し線(打ち消し線)のスタイルを適用したセルをExcelエクスポートできるようになりました。

また、取り消し線のスタイルを適用したセルを含むExcelファイルをFlexSheetにインポートすることも可能です。

〈v2.1/Excel〉取り消し線スタイルを適用したセルを含むExcelファイルの生成
wijmo.xlsxモジュールにおいて、Workbook APIを使用して取り消し線のスタイルを適用したセルを含むExcelファイルの生成できるようになりました。

〈v2.1/TransposedGrid〉ImmutabilityProviderに対応
TransposedGridでImmutabilityProviderを使用できるようになりました。TransposedGridで不変データを扱う場合に、元のデータソースを直接書き換えることなく、単方向データフローに基づいたデータ更新が可能になります。
〈v2.1/Menu〉項目選択後もメニューを開いたままにする
新しく追加されたkeepOpenプロパティを使用して、ドロップダウンメニューから項目を選択したときに、ドロップダウンメニューを開いた状態のままにできるようになりました。項目を連続して複数回選択することが期待されるケースなどにおける操作性が向上します。
〈v2.1〉「Next.js 16」に対応
Next.jsの最新バージョン「16」に対応しました。
〈v2.1/FlexGrid、FlexGridFilter、FlexGridSearch、GroupPanel、DropDown、ListBox、ComboBox、Menu、Calendar、MultiSelect、MultiSelectListBox、MultiSelectAutoComplete〉WCAG 2.1 AA規格に準拠したアクセシビリティサポート
各コントロールにおいて、WCAG 2.1 AA規格に準拠するよう、ハイコントラストテーマのコントラスト比の値の調整や、モバイル操作の改善などのアクセシビリティサポートの強化を行いました。
〈v2.1〉Wijmoのコントロールを使用した実用サンプルを3種追加
Wijmoのさまざまなコントロールを使用した実用サンプルを3種追加しました。ブラウザ上で動作を確認できるほか、ソースコードもダウンロードできるので、Wijmoを使用した業務アプリケーションの開発方法を学習するのに最適です。
タスク管理ダッシュボード
Wijmoを使用した、従業員のタスクを管理するためのダッシュボードアプリケーションのサンプルです。FlexGridでタスク一覧、タスクの割り当て、進捗状況の更新などの情報を表示し、データのガントチャート表示や新規タスクの追加を行うこともできます。また、FlexChartを利用して、各従業員のタスク完了率、前月比を視覚化しています。

プロジェクト工数管理(FlexSheet)
FlexSheetをベースとした簡易的なプロジェクト工数管理アプリケーションのサンプルです。InputDateを使用した開発期間の入力、formatitemを使用した動的な書式の変更、FlexSheet.saveAsyncメソッドを使用したExcel出力などの実装方法を確認できます。

イベント出席表
Wijmoの各種コントロールを使用した、イベントの出欠確認アプリのサンプルです。InputTimeやCalendarを利用して出席者表に表示する出席候補日の日付と時刻を設定し、FlexGridを利用して出席表を表示します。
〈FlexGrid〉マルチフィルタ
FlexGridFilterにおいて、条件フィルタと値フィルタを同時に利用できる、マルチフィルタ機能をサポートしました。
従来のバージョンのフィルタ機能では、条件フィルタと値フィルタのどちらか一方のみを使用できる仕様でしたが、本バージョンより条件フィルタと値フィルタを同時に利用して複雑なフィルタリングを実現できます。マルチフィルタ機能はグリッド全体に適用できるほか、特定の列に対してのみ有効にすることも可能です。

〈FlexGrid〉完全一致検索
FlexGridSearchで完全一致検索が可能になりました。指定したフレーズに対する厳密なデータ検索が実現できます。「Wijmo FlexGrid」のような複数の語句を含むフレーズも、ひとまとまりのキーワードとして検索できるので、目的のレコードだけを正確に絞り込むことが可能です。

〈FlexGrid、MultiRow、FlexSheet、TransposedGrid、TransposedMultiRow、PivotGrid〉任意の範囲の列ヘッダ・行ヘッダの更新
refreshRangeメソッドを強化し、データセルだけではなく、ヘッダセルもAPIから再描画(更新)が可能になりました。従来はヘッダセルを再描画するにはrefreshメソッドを使用してグリッド全体を再描画する必要がありましたが、本機能強化により任意の範囲の行ヘッダ、または列ヘッダのみを再描画できるので、パフォーマンスが向上します。

UndoStackでアクションごとに動作を制御
UndoStackの動作を制御する組み込みのアクションを追加し、アンドゥ・リドゥ(Undo・Redo)の対象となるアクションを制限したり、特定のアクションをアンドゥ・リドゥした場合に任意の処理を行う、といった制御ができるようになりました。
〈FlexGrid、MultiRow、FlexSheet、TransposedGrid、TransposedMultiRow、PivotGrid〉クリップボードにコピーした値にアクセスできるイベント
getClipStringメソッドの実行時、およびCtrl+Cの操作でセルの値をクリップボードにコピーした時に発火するgettingCellClipStringイベントを追加しました。コピーした値を加工したり変換したりといった柔軟なデータ処理が可能です。また、CSVエクスポート時にgetClipStringメソッドで取得したデータにアクセスして処理することもできるので、CSVインジェクション防止のためのエスケープ処理の追加等の用途にも活用できます。
〈InputColor、ColorPicker〉Tabキー押下でパネル間のフォーカス移動
InputColorに新しく追加されたcolorPickerKeyActionTabプロパティ、およびColorPickerに新しく追加されたkeyActionTabプロパティを使用して、各パネル間のフォーカス制御をTabキーで行えるようになりました。それぞれのプロパティには、新しく追加されたColorPickerTabKeyAction列挙型の値を割り当てます。
〈CellMaker、ToolTip、Menu、ColorPicker、InputColor、InputTime、InputDateTime、InputDateRange、InputMask、MultiSelect、MultiSelectListBox、MultiSelectAutoComplete〉WCAG 2.0 AA規格に準拠したアクセシビリティサポート
各コントロールにおいて、WCAG 2.0 AA規格に準拠したアクセシビリティに対応しました。本機能強化により、WijmoのすべてのInputコントロールがWCAG 2.0 AA規格に対応します。
各種フレームワークへの対応を強化
Wijmoがサポートする各種フレームワークの以下のバージョンに対応しました。
- Angular 20
- Nuxt.js 4

社員情報管理アプリケーションサンプルを追加
WijmoとInputManJSを利用した社員情報管理アプリケーションのサンプルを追加しました。「社員登録」タブではInputManJSの各種入力コントロールを使用した社員登録が可能です。また、検証コントロールによる入力チェックも実装しています。「社員一覧」タブでは登録された社員情報をMultiRowで一覧表示し、データの確認や編集が可能です。「社員評価」タブではFlexChartとInputManJSのGcRichTextEditorで社員評価の登録が可能です。

その他の機能強化
- ColorPicker、FlexSheetColumnFilter
- ariaLabelプロパティを追加し、要素内のaria-label属性値を設定できるようになりました。
- InputTime
- keyActionPrintCharactersプロパティを追加し、印刷可能な文字キー(文字、数字、記号)を入力した際のドロップダウンの開閉動作を変更できるようになりました。
- InputDateTime、InputDateRange
- howConfirmationButtonsプロパティを追加し、カレンダー下部に「OK」と「キャンセル」ボタンを表示できるようになりました。
- InputColor、InputMask、InputTime、InputDateTime、InputDateRange、MultiAutoComplete、MultiSelect、MultiSelectListBox、DetailDialog
- ariaLabelledByプロパティを追加し、要素内のaria-labelledby属性値を設定できるようになりました。
- InputColor、InputDateRange、InputTime、InputDateTime、MultiSelect、Menu
- keyActionTabプロパティを追加し、ドロップダウンが表示されている状態でTabキーを押下した時のフォーカス動作を変更できるようになりました。keyActionTabプロパティにはTabKeyAction列挙型の値を割り当てることができます。
- InputColor、InputDateRange、InputTime、InputDateTime、MultiAutoComplete、MultiSelect、Menu
- keyActionDownArrowプロパティとkeyActionUpArrowプロパティを追加し、上下キーを押下してドロップダウンを展開できるようになりました。