2022J v1の新機能
〈v1.1/FlexGrid、TransposedGrid〉列グループを折りたたんだ時に複数列を表示する
FlexGrid、及びTransposedGridのcollapseToプロパティを拡張し、列グループを折りたたんだ時に複数の列を表示させることができるようになりました。
〈v1.1/DataMapクラス〉DataMapセルに任意の検索を追加
DataMapクラスにsearchプロパティが追加され、DataMapセルで任意の検索を追加できるようになりました。以下の例では、大文字小文字を区別しない検索を実装しています。
〈v1.1/PDF〉SVGをPDFに出力する際にtextAnchor属性をサポート
チャートをSVGからPDFへ変換して出力する際に、textAnchorで設定した表示位置でコンテンツを出力できるようになりました。
〈v1.1/FlexSheet〉パーセント演算子のサポート
パーセント演算子がサポートされ、数式を利用した百分率を表現できるようになりました。
〈v1.1〉BOM(Bill Of Materials:部品表)サンプルの追加
製造業で使われる「BOM(Bill Of Materials:部品表)」のサンプルを3種追加しました。グリッド上のデータを検索したり、ポップアップの子画面から詳細データを編集したりなど、Wijmoの各種コントロールを活用して部品表のアプリケーションに必要な機能を実装しています。
〈v1.1〉地図ダッシュボードサンプル(Vue.js)の追加
実用例サンプルとして公開している「地図ダッシュボードサンプル」について、フレームワークとしてVue.jsを使用したサンプルを追加しました。FlexChart、FlexMap、FlexPie、LinearGauge、BulletGraphなど、Wijmoのさまざまなデータ視覚化コントロールを使用して人口統計ダッシュボードを作成しています。
2つの実用例サンプルを追加
Angularを使用した以下の2つの実用例サンプルを追加しました。
製品在庫ダッシュボード
現実の在庫管理業務のシナリオに沿った実用的な「製品在庫ダッシュボード」のサンプルを追加しました。検索やフィルタ、ポップアップからの詳細データの表示、チャートやバーコードを使ったグラフィカルな表示など、Wijmoのコントロールを多数使用しています。ソースコードもダウンロード可能なので、業務アプリケーションのモダナイズの参考として活用できます。
ウェブサイトセッションダッシュボード
国ごとにWebサーバーのトラフィックの内訳を表示する「ウェブサイトセッションダッシュボード」のサンプルを追加しました。サンプルではFlexMapで表示された地図から統計情報を参照したい国/地域を選択し、FlexGrid、FlexChart、FlexPie、LinearGaugeといったWijmoの各種コントロールを使用して、データを可視化しています。また、セルテンプレートを使用してFlexGridにエラー情報やステータスコードを見やすく表示しています。
〈FlexGrid、FlexSheet、Excel〉RTLに沿ったExcelエクスポート
FlexGridXlsxConverter、FlexSheet、wijmo.xlsxを使用してExcelエクスポートを行う際に、ホスト要素に指定してあるテキストの書字方向がRTL(dir=’rtl’)の場合に、コンテンツを右から左(A列を右から)に表示した状態でエクスポートできるようになりました。
Disabledなコントロールへのフォーカスの動作の改善
focusメソッドを改善し、コントロールのisDisabledがtrueの場合、focusメソッドを実行してもコントロールにフォーカスが移動しないようになりました。
以下のデモでは、各ボタンをクリックすることでDisabledに設定したWijmoのコントロール、およびdiv要素に対してfocusメソッドを実行します。div要素はDisabledな状態でもフォーカスが移動するのに対して、Disabledな状態のWijmoのコントロールにはフォーカスが移動しません。
〈FlexSheet〉ISBLANK関数の追加
セルが空白かどうかを判断できる「ISBLANK」関数を追加しました。
各種ポリシーの変更
多くのお客様により快適にご利用いただくため、2022J v1以降に以下のポリシーを変更いたします。