12.0Jの新機能
.NET 8への対応
.NETの最新バージョン「.NET 8」への対応を実施しています。Visual Studioの新しいフォームデザイナへも対応しており、スマートタグのほか、独自のプロパティページや専用エディタを使用してコントロールの機能を設定することができます。
〈InputMan、PlusPak〉バルーンチップコントロールの強化
新しいスタイルの追加
バルーンチップコントロール(GcBalloonTip)の新たなスタイルとしてWindowsの表示モードに合わせたスタイル(ライト、ダーク)を設定できるようになります。このスタイルはInputManの検証アクション(BalloonTipInformation)でも設定することができます。新しいスタイルを適用するには、BalloonTipStyleプロパティにBalloonTipStyle.Windowsを設定します。
〈InputMan〉汎用検証コンポーネントの強化
データ検証の追加
汎用検証コンポーネント(GcCommonValidator)に新しい検証用のプロパティが追加されます。
- MaxValueExclude/MinValueExcludeプロパティ:MaxValue/MinValueプロパティに設定した値とコントロールの値が同じ場合にエラーと判定するかどうかを指定します
- Base64Stringプロパティ:コントロールに設定した値がBase64形式に一致しているかをチェックします
- FieldsExcludeプロパティ:コントロールに設定した値が空白かどうかを検証する際に、フィールド値(リテラル文字)を含むかどうかを指定します
〈InputMan〉テキストコントロールの強化
パスワード強度チェックの追加
テキストコントロール(GcTextBox)をパスワード入力用のコントロールとして利用する際に、入力したパスワードの強度をチェックするためのプロパティが追加されます。
- PasswordStrengthプロパティ:大文字小文字、最大最小文字数、数字など、パスワードに必要とする条件を指定します
- PasswordLineプロパティ:入力したパスワードの強度(無効、弱、中、強)をコントロールの下線で通知します
- PasswordTipInfoプロパティ:ツールチップの設定。色やタイトル、アイコン、メッセージなどを指定します。新しいスタイルの適用も可能です。
〈InputMan〉Google日本語入力への対応
Googleが提供する日本語入力システム(日本語IME)である「Google日本語入力」に対応します。