11.0Jの新機能
.NET 6とVisual Studio 2022への対応
.NETの最新バージョン「 .NET 6」と .NETアプリケーションの統合開発環境Visual Studioの最新バージョンVisual Studio 2022への対応を実施しています。今回から .NET 6に対応したモジュールについてはNuGetパッケージでの提供を実施します。
日付時刻コントロールの強化
和暦表示
日付時刻コントロール(GcDateTime)のドロップダウン日付時刻ピッカー(DropDownDateTimePicker)で和暦表示を設定できるようになります。
時/分/秒の表示設定
日付時刻コントロール(GcDateTime)のドロップダウン日付時刻ピッカー(DropDownDateTimePicker)で「時」、「分」、「秒」の表示有無を設定できるようになります。
時間間隔の設定
日付時刻コントロール(GcDateTime)のドロップダウン日付時刻ピッカー(DropDownDateTimePicker)で「時」、「分」、「秒」の時間間隔を設定できるようになります。
コンボコントロールの強化
項目の選択とコピーのみを許可
コンボコントロール(GcComboBox)のドロップダウンから「項目の選択」と「選択した項目のコピー」のみを許可する設定ができるようになります(選択項目の編集は不可)。
オートフィルタ適用時に項目の件数を表示(任意の場所)
オートフィルタ中に抽出されているデータのインデックスの取得とプロパティ値の変更通知を受け取るExtractedItemsIndicesChangedイベントが追加されます。このイベントを使用して任意の場所にフィルタ適用中の項目件数を表示できるようになります。
オートフィルタ適用時に項目の件数を表示(ステータスバー)
ListDiscriptionFormatの対応フォーマットに「instance」キーワードが追加されます。このキーワードを使用してドロップダウンリストに表示されている項目の総数や選択中の件数などをステータスバーに表示できるようになります。
検証処理APIの追加
独自の検証処理を行うためのAPIとしてGcCustomValidatorが追加されます。従来の検証コンポーネントでは対応出来ない検証処理を実装できるようになります。
バーコードコントロールの強化
QRコードの分割モードを設定
QRコードの分割モードを設定するSplitModeプロパティが追加されます。このプロパティを使用してQRコードの生成時に従来のバイト単位での分割に加えて文字単位での分割ができるようになります。
キャラクタボックスコントロールの強化
フォーカスがあるマス目の背景色を設定
キャラクタボックスコントロール(GcCharMask)で背景色の適用範囲を設定するActiveBackColorAreaプロパティが追加されます。このプロパティを使用して現在フォーカスがあるマス目にのみ背景色を設定できるようになります。
次フィールドの自動フォーカスを制御
データを入力した後に次のフィールドへの自動フォーカス移動を制御するAutoMoveToNextFieldプロパティが追加されます。このプロパティをFalseにすると次のフィールドへの自動フォーカス移動を禁止できるようになります。この機能はマスク(GcMask)、マスクコンボ(GcMaskComboBox)、日付(GcDate)、時刻(GcTime)、日付時刻(GcDateTime)、タイムスパン(GcTimeSpan)、郵便番号(GcPostal)で使用できます。
トライアル期間が30日に拡大
無料で製品をお試しいただけるトライアル版の試用期間が30日に拡大されました。
- 10.0J以前:最初にコンポーネントを使用した日を含めて10日間
(コンポーネントを使用しない日は日数にカウントされません) - 11.0J:トライアル版プロダクトキーでライセンス認証を行った日から30日間
(コンポーネントを使用しない日も日数にカウントされます)