V6J SP1の新機能
NuGetパッケージ/リリースノート
更新履歴はNuGetパッケージのページを参照してください。
SP1(2023/6/21)
- DioDocs for Excel(NuGetパッケージ | リリースノート)
- DioDocs for PDF(NuGetパッケージ | リリースノート)
- DioDocs for PDF(PDFビューワ)(npmパッケージ | リリースノート)
DioDocs for Excel
複数のワークシートを一度にコピー、移動
複数のワークシートを、指定した位置またはワークブックの最後に一度にコピーまたは移動できるメソッド(Copy、CopyBefore、CopyAfter、Move、MoveBefore、MoveAfter)が追加されます。
XLTXファイル形式のサポート
XLTX形式のファイル(Excel 2007で作成したテンプレート)の読み込みと保存に対応します。XltxOpenOptionsおよびXltxSaveOptionsクラスを使用して、読み込みや保存する際のオプションを設定することもできます。
画像として保存する際のオプション
ワークシートや指定したセル範囲、図形を画像に変換する際に、ImageSaveOptionsクラスを使用して以下のオプションを設定できるようになります。
- ScaleX/ScaleY:画像のスケールを設定
- Resolution:画像の解像度を設定
- BackgroundColor:画像の背景色を設定
- BlackAndWhite:白黒画像として出力するかを設定
- ShowRowHeadings/ShowColumnHeadings:行/列の見出しを表示するかを設定
- ShowGridlines:グリッド線を表示するかを設定
- GridlineColor:グリッド線の色を設定
- ShowDrawingObjects:描画オブジェクト(チャート/図形/画像)を表示するかを設定
SpreadJSとの互換性強化
SpreadJSとDioDocsの間でワークブックを連携する際の互換性強化として、V6J SP1では以下の機能が追加されます。
- 以下の項目が連携の対象として追加されます。
- フォームコントロール
- SpreadJSのallowResizeプロパティ(図形のサイズ変更を許可するかどうかの設定)
- 数式出力に関する設定が追加されます。
- ワークブックをJSONに変換する際に、数式を共有数式として出力するかどうかを設定するSerializationOptions.ExportSharedFormulaプロパティを追加します。
DioDocs for PDF
PDFドキュメントのページを複製
PageCollection.ClonePageメソッドを使用して、PDFドキュメントの指定したページを複製できるようになります。複製する際に注釈またはフォームフィールドを含めるかどうかを設定することもできます。
新しいレイアウト機能
レイアウトを作成する際に他の要素に対する各要素の位置を計算することなく、PDFページ上に複数の要素を配置するための機能をGrapeCity.Documents.Layout名前空間で提供します。
テーブルの描画
TableRendererクラスを使用することで、行や列の数、サイズなどのレイアウトやスタイルを設定するだけでテーブルを描画できるようになります。また、AddCellsメソッドを使用してテーブルにセルを追加してデータを追加することもできます。
DioDocs for PDF(PDFビューワ)
表示倍率によるレイヤーの切り替え
PDFではレイヤーを表示する倍率の範囲を指定し、その範囲内でのみレイヤーを表示するように設定できます。V6J SP1では、この設定された表示倍率の範囲にあわせてレイヤーをPDFビューワで表示できるようになります。