2026J v1の新機能
ウェブアクセシビリティの国際基準「WCAG 2.2」のレベルAAに対応
FlexGridやInputコントロールをはじめとした主要コントロールが最新のウェブアクセシビリティ国際基準「Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.2」のレベル「AA」に対応しました。また、同基準への対応の為、以下の機能強化を実施しています。
〈FlexGrid、MultiRow、FlexSheet、TransposedGrid、TransposedMultiRow、PivotGrid〉ショートカットキーによる行・列の並べ替え
FlexGridをはじめとするグリッドコントロールに、行・列の並べ替えに対応したキーボードショートカットが新たに追加されました。行ヘッダー・列ヘッダーにフォーカスがある状態でShift+矢印キーを押すと、ドラッグ操作なしで行・列を移動することができます。
- ヘッダーへのフォーカスを有効にするには、グリッドのheadersFocusabilityプロパティを設定する必要があります。
- 並べ替えできる対象はグリッドのallowDraggingプロパティで設定します。
〈FlexGrid、MultiRow、FlexSheet、TransposedGrid、TransposedMultiRow、PivotGrid〉ショートカットキーによる行・列のリサイズ
FlexGridをはじめとするグリッドコントロールに、行・列のリサイズに対応したキーボードショートカットが新たに追加されました。行ヘッダー・列ヘッダー・セルにフォーカスがある状態でAlt+矢印キーを押すと、ドラッグ操作なしで行・列をリサイズすることができます。
- リサイズできる対象はグリッドのAllowResizingプロパティで設定します。
また、プレビューモードでの利用にも対応しています。プレビューモードを有効化(グリッドのdeferResizingプロパティをtrueに設定)し、Alt+矢印キーを長押しするとリサイズ位置を示すマーカーが表示され、Enterキーで確定、その他のキーでキャンセルすることが可能です。
〈FlexGridFilter〉カスタムフィルタリング
FlexGridFilterにおいて、値フィルタの検索ボックスに入力したテキストに対して、独自で定義したルールに基づいてフィルタリングができるようになりました。これによって、例えば、AND演算子の代わりに「&」記号を使用したい、OR演算子の代わりに「|」記号を使用したいなど、エンドユーザーのニーズにあわせた柔軟なフィルタリングが可能となります。

〈Workbook、FlexGridXlsxConverter〉Excelドキュメントプロパティのインポート/エクスポートに対応
Workbookクラスに新たなプロパティが追加され、Excelのドキュメントプロパティ(タイトル・サブタイトル・タグ・分類)を扱えるようになりました。これらの値は、既存のExcelファイルをインポートした際に取得できるほか、変更してエクスポートすることも可能です。

「Angular 21」に対応
Angularの最新バージョン「21」に対応しました。
- ただしZonelessモードには非対応です。引き続きZone.jsを使用する必要があります。

Wijmoのコントロールを使用した実用サンプルを2種追加
Wijmoのさまざまなコントロールを使用した実用サンプルを2種追加しました。Wijmoを使用した業務アプリケーションの開発方法や、高度な使い方を学習するのに最適です。
金属や電子部品の管理を想定した部品表(BOM)
Wijmoの各種コントロールを使用した、部品表(Bill Of Materials)のサンプルです。
TreeViewで部品の種類を階層構造で表示し、選択した部品の一覧をMultiRowで表示します。また、CollectionViewを使用したフィルタリングやページング、UndoStackを使用したアンドゥ/リドゥ機能、FlexGridXlsxConverterを使用したExcel出力機能、FlexGridPdfConverterを使用したPDF出力機能の実装方法も確認できます。

サービス監視ダッシュボード
Wijmoの各種コントロールを使用した、サービスの通信状況や負荷状況の監視を想定したサンプルです。RadialGaugeやFlexChartを使用して各種データを可視化しています。また、ComboBoxを使用して表示するデータの期間を切り替えています。

その他の機能強化
- 集計行を含むExcel出力の強化
- Aggregate列挙型に新たにCntNumsを追加し、テーブルを設定したWorkbookをExcelファイルに出力したときに、集計行の値を反映できるようになりました。
【予告】npmパッケージ名称の変更
2023年11月の社名変更に伴い、これまで複数のnpmパッケージ(旧社名/新社名/スコープ無し)を並行して提供していましたが、2027年度リリース予定の2027J v1より旧社名の「@grapecity/wijmo~」パッケージおよび、スコープ無しの「wijmo~」パッケージの提供を終了し、新社名の「@mescius/wijmo~」パッケージへ完全に移行します。
| @grapecity/wijmo~ wijmo~(@スコープ無し) | @mescius/wijmo~ | |
|---|---|---|
| 2023J v2以前 | 提供あり | 提供なし |
| 2024J v1~2026J v2.1 | 提供あり | 提供あり |
| 2027J v1以降 | 提供なし | 提供あり |