3.0J SP1の新機能
GcSpreadSheet
4つのセル型を追加
マスク型セル
文字をマスクすることで、ユーザーの入力を制限できる「マスク型セル」を追加しました。マスク内の各アイテムに対し、入力可能な文字のセットを指定できます。
チェックボックス型セル
セル内にチェックボックスを表示できる「チェックボックス型セル」を追加しました。3つの状態(チェック、未チェック、不確定状態)、または2つの状態(チェック、未チェック)のいずれかを表示することができます。
イメージ型セル
セル内に画像を表示できる「イメージ型セル」を追加しました。
データテンプレート型セル
セルの編集時および非編集時の表示内容をデータテンプレートでカスタマイズできる「データテンプレート型セル」を追加しました。
テーブル機能
Excelのようにセル範囲を指定してテーブルを作成できます。交互行のスタイル、ソート、フィルタリング、ドラッグによるテーブル範囲の拡張といった機能をサポートします。
アンドゥ・リドゥの操作に対応
ユーザーが直前に行った操作を取り消してそれ以前の状態に戻すアンドゥ(Undo)と、アンドゥによって取り消された操作をもう一度実行するリドゥ(Redo)の操作に対応しました。コードからの操作のほか、Ctrl+Z/Yキーで操作することも可能です。
CSV出力に対応
シート上のデータをCSV形式でエクスポートできるようになりました。
Excel互換の印刷機能
Excel互換の印刷機能が利用できるようになりました。印刷プレビュー、印刷ダイアログ表示のほか、直接印刷も可能です。
セルの自動マージ
隣接するセルの値が同じ場合に自動的にセルをマージするように設定できるようになりました。垂直方向、水平方向どちらの結合にも対応します。
データ検証機能の強化
エラー項目をドッグイアで強調表示
エラーが発生しているセルをドッグイアスタイルで強調表示できるようになりました。
新しいエラー通知UI
入力エラー発生時に、ユーザにわかりやすい新しいエラー通知UIを表示できるようになりました。プロパティやテンプレートからスタイルを好みにカスタマイズすることも可能です。
データソースに検証処理を実装
データソース連結時、データを表すエンティティクラスのプロパティに検証処理を実装できるようになりました。
固定行をフィルタリング・ソートの対象から除外
フィルタリングやソートを行う際、固定行に表示されているデータをフィルタリングまたはソートの対象から除外するかどうかを設定できるようになりました。
アンバウンド行の追加をサポート
データソースと連結した表に対して、データソースに非連結な行や列を追加できるようになりました。新規行の追加などの操作もサポートします。
セルのドラッグ移動をサポート
選択したセルやセル範囲、または行・列をドラッグして移動できるようになりました。
列幅や行高の自動調整
Excelのように列や行の境界線をダブルクリックして、列幅や行の高さを自動的に調整できるようになりました。
ピクセルスクロールに対応
セルの幅・高さではなく、ピクセル単位でのスクロールが可能になりました。幅や高さが大きなセルをスクロールする場合の操作性が向上します。
各種スタイルの強化
アクティブセル・選択セルの背景色
アクティブセルやホバーセル、選択した範囲のセルの背景色をプロパティからカスタマイズできるようになりました。
ヘッダスタイルのカスタマイズ
行ヘッダ・列ヘッダの背景色・文字色・フォントなどをプロパティからカスタマイズできるようになりました
表示しきれない数値を丸めて表示
セルの幅に表示しきれない数値を丸めて表示するようになりました。
マウスポインタが高DPI環境での利用に対応
マウスポインタが高DPI環境でも大きく表示されるようになりました。
拡大・縮小機能を追加
SPREAD独自の拡大・縮小機能が利用できるようになりました。プロパティで拡大・縮小の許可や、拡大率の設定が可能です。また、Ctrl+マウスホイールの拡大・縮小のほか、スライダーなどを使用して拡大率を変更することも可能です。
LET関数をサポート
Excel互換の新しい関数「LET関数」をサポートしました。計算結果に名前を割り当て、中間計算、値、定義名などを数式内に格納できます。1つの数式内に同じ式を複数回記述した場合でも実行するのは1回のみなので、パフォーマンスの向上に寄与します。
APIでコードからセルを検索
セルを検索するAPIを追加しました。検索ダイアログを使用せずに、コードからセルを検索することが可能です。