移行情報
旧バージョンからの移行
SPREAD for WPF 4.0Jは3.0J以前との上位互換が保たれており、廃止された機能はありません。
旧バージョンで作成したVisual Studioのプロジェクトは、付属の移行ツールを使用して最新バージョンである4.0Jに簡単に移行できます。移行の際に旧バージョンは必要なく、デザイン画面でのコントロールの貼り直しなどを行う必要はありません。
移行ツールの操作方法を含む移行手順や移行する際の技術情報は、製品ヘルプに記載しています。
※ 上記のヘルプは「GcSpreadGrid」に関するものですが、「GcSpreadSheet」を移行する場合も同様の手順で移行可能です。
※ 「GcSpreadGrid」から「GcSpreadSheet」への移行や変換を行う方法は用意されておりません。
ActiveX製品や異なるプラットフォームからの移行
ActiveX製品と .NET製品は異なる実行基盤で動作するため基本的に両者に互換性はなく、移行ツールも用意しておりません。
また、SPREADはWPFのほか、Windows フォーム、ASP.NETおよびHTML5で動作する製品を提供していますが、これら製品はベースとなるテクノロジーが異なるため互換性はありません。そのため、プロジェクトを移行するための移行ツールは提供しておらず、搭載している機能も完全には一致しません。
ただし、SPREADの特徴的な機能の多くは異なるメンバに移植するなどして継承されています。プラットフォームの異なる製品間の機能比較表を公開していますので、移行時の参考資料としてご利用ください。
各製品の共存
開発環境・運用環境共に、旧バージョン製品との共存が可能です。また、WindowsフォームやASP.NETなど、ほかのプラットフォーム用のSPREADとの共存も可能です。なお、1つのプロジェクト内で複数のバージョンを同時に使用することはできません。