11.0Jの新機能
.NET 6とVisual Studio 2022への対応
.NETの最新バージョン「 .NET 6」と .NETアプリケーションの統合開発環境Visual Studioの最新バージョンVisual Studio 2022への対応を実施しています。今回から .NET 6に対応したモジュールについてはNuGetパッケージでの提供を実施します。
セル内容のフロート表示
セルの内容をフロート表示するためのプロパティが追加されます。AllowContentFloatプロパティをtrueを設定することでスクロール時に文字列の見切れを抑制します。
列ヘッダも含めたCSV出力
CSVに出力する際に列ヘッダを含めて出力できるようになります。SaveTextFileメソッドおよびSaveTextFileRangeメソッドに追加されたパラメータexportColumnHeaderにtrueを設定することで列ヘッダが出力されます。
ボタンクリックイベントの追加
ポップアップ型セル(PopupCell)のボタンクリック時に発生するPopupCellOpeningFormイベントが追加されます。このイベントを使用して独自処理を追加できるようになります。
マウスドラッグによる移動
表示しているアポイントメント型セル(AppointmentCell)をマウスのドラッグで移動できるようになります。CalendarAppointmentCellType.CanDragにtrueを設定することで移動が可能になります。
セルの増減単位の設定
アポイントメント型セル(AppointmentCell)をマウス操作で増減する際の単位を設定できるようになります。CalendarAppointmentCellType.StretchUnitに設定した数値の単位で増減します。
終了日を指定して期間を設定
アポイントメント型セル(AppointmentCell)をの終了日を指定して期間を設定できるようになります。SetColumnSpanとSetRowSpanは従来のColumnSpanやRowSpanと異なり数字ではなく日付を指定します。日付を直接指定できるため終了日と開始日の差分計算を行う必要がなくなります。
トライアル期間が30日に拡大
無料で製品をお試しいただけるトライアル版の試用期間が30日に拡大されました。
- 10.0J以前:最初にコンポーネントを使用した日を含めて10日間
(コンポーネントを使用しない日は日数にカウントされません) - 11.0J:トライアル版プロダクトキーでライセンス認証を行った日から30日間
(コンポーネントを使用しない日も日数にカウントされます)