2021J v2の新機能
デスクトップ(Windows Forms・WPF)
〈Windows Forms〉.NET 5対応コントロールの追加
DataFilter、CheckList、PdfDocumentSource、TouchToolkit、ColorPicker、DBNavigator、MaskedTextBox、PrintDocument(ベータ版)が.NET 5に対応します。また、2021J v1でベータ版としてリリースされたFlexReport、FlexViewer、Documentは正式版になります。今後のリリースでも引き続き.NET 5および.NET 6へ対応していきます。
〈Windows Forms〉FlexGridの強化
列ヘッダーに表示されるピンを使用してインタラクティブに列の固定ができるようになります。
〈Windows Forms〉FlexChartの強化
損益分岐点チャートを設定できるようになります。
〈Windows Forms〉InputPanelの強化
従来のスタックレイアウトに加えてグリッドレイアウトとフローレイアウトをサポートします。
〈Windows Forms〉FlexPivotの強化
カテゴリ別にデータを表示する際に軸のグループ化を設定できるようになります。また、円グラフに対応します。
〈Windows Forms〉C1PrintDocumentの再導入
C1PrintDocumentは、従来のC1Report(サポート終了)から分離されました。C1PrintDocumentでは、ドキュメントをコードで完全に作成したり強力で柔軟なデータバインディングモデルを使ってデータベースにバインドすることができます。
〈WPF〉.NET5対応コントロールの追加
PropertyGrid、ContextMenuが.NET 5に対応します。また、FlexGridやFlexChartなどの一部のコントロールでは.NET Core(.NET 5)に対応したWPFのXAMLデザイナで利用可能な「Quick Actions(Suggested Actions)」(Windows Formsのスマートタグのような機能)に対応しています。各コントロールでよく利用するプロパティの値をXAMLデザイナから設定することができるようになります。今後のリリースでも引き続き.NET 5および.NET 6へ対応していきます。
〈WPF〉FlexGridの強化
列メニューからソート、グループ化、フィルタリング、列サイズの変更が設定できるようになります。また、セルのスタイル(背景色、前景色、境界線)を以前より簡単に設定できるようになります。さらに.NET 5対応コントロールではExcel出力ができるようになります。
〈WPF〉DataFilterの強化
さまざまなデータに対して「Greater Than(~より大きい)」や「Starts With(~で始まる)」などより正確な条件付きフィルターを設定できるようになります。さらに「And(~と)」と「Or(~または)」を使用して複数の条件付きフィルターを設定できるようになります。
〈WPF〉FlexPivotの強化(.NET 5)
範囲のグループ化をサポートします。「1~100」や「1月~3月」などの範囲を設定して、必要に応じてデータをグループ化および集約できるようになります。
〈WPF〉Calendarの強化(.NET 5)
日付範囲の選択をサポートします。
〈WPF〉C1PrintDocumentの再導入
C1PrintDocumentは、従来のC1Report(サポート終了)から分離されました。C1PrintDocumentでは、ドキュメントをコードで完全に作成したり強力で柔軟なデータバインディングモデルを使ってデータベースにバインドすることができます。
Web(ASP.NET MVC)
FlexMapの追加
データを地図上で地理的に可視化できるFlexMapコントロールが追加されます。
FlexChartの強化
FlexChartで利用できるカラーパレットの選択肢が増えました。パレットはColorBrewerにヒントを得て「Sequential」、「Diverging」、「Qualitative」のカテゴリーに分類されています。
Web(Blazor)
Blazor対応コントロールの追加
BlazorによるWebアプリケーション開発用の入力およびレイアウトコンポーネントとして、TreeViewを追加します。スタイルのカスタマイズ、連結線、キーボードのサポート、複数の選択モードをサポートしています。Blazor WebAssemblyおよびBlazor Serverアプリケーション開発で利用できます。
FlexGridの強化
表示しているデータのExcel出力をサポートします。行や列の固定、グループ化、結合、スタイルなどは、Excel出力しても保持されます。また、選択した範囲のみを出力することも可能です。
FlexChartの強化
注釈、軸のスクロール、範囲セレクター、凡例のスクロール、アニメーションをサポートします。
全般
.NET5への対応
Windows Forms、WPFで.NETの最新バージョン「.NET 5」への対応を継続的に行っています。