ここでは、ActiveReports for .NETの旧バージョンや他製品で作成した帳票資産を、最新のActiveReports for .NETに移行する手法などを紹介します。既存の帳票資産の活用をご検討中の方はご覧ください。

旧バージョンからの移行

ActiveReports for .NET 20.0Jには以前のバージョンで作成したプロジェクトを、新しいバージョンで使用できるようにするためのプロジェクト移行ツール「ActiveReports 20.0J ファイル コンバータ」が付属しています。ActiveReportsファイルコンバータを使うと以前のバージョンで作成したレポートを20.0形式に移行することができます。

「バージョン比較表」を見る

なお、プロジェクトの実装内容によって移行ツールで変換できない情報も一部あります。 これらについては、手動での変更が必要です。具体的には、Licenses.licxやweb.configファイルの記述、SystemPrinterクラス、パブリック変数“ds”、ActiveXビューワなどが該当します。移行に関する詳細は、製品ヘルプの「旧バージョンからの移行」を参照してください。

.NETへの移行

マイクロソフト社が提供しているコマンドラインツール「 .NET アップグレード アシスタント」を使用してアプリケーションを .NET Frameworkから .NETへ移行することができます。なお、ツールを使った移行作業に加えてプロジェクトやライセンス関連の諸作業も必要になります。

また、ツールを使用せずに、既存のプロジェクトファイルを .NET 10に対応したSDK形式のプロジェクトファイルに手動で移行する方法もございます。

「 .NET アップグレード アシスタントを使用してアプリケーションを .NET 10へ移行する」を見る

ActiveX製品や異なるプラットフォームからの移行

.NET製品はActiveX製品に対して機能追加が行われただけでなく、製品の再設計も行われています。その結果、基本的に両者間の互換性はなくなり、移行ツールも用意しておりません。
ただし、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」を使用してデザインしたレポートの場合、レイアウト情報をRPXファイル(XML形式)に保存することでデザインに関する情報のみを .NET製品のActiveReportsに引き継ぐことが可能です。

また、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」からの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモで解説した動画を公開しています。

「ActiveX版ActiveReportsからの移行」の動画を見る

Accessやクリスタルレポート、SSRSからの移行

製品付属の「インポートウィザード」を使用することで、Accessやクリスタルレポート(Crystal Reports)、SSRS(SQL Server Reporting Services)からレポートのデザイン情報を移行できます。移行手順や移行される情報などの詳細は、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。

また、AccessやCrystal Reportsからの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモで解説した動画を公開しています。

その他の帳票製品からの移行

SVFやInterstage List Creator、EURなどインポートウィザードが直接対応していない帳票製品の場合であっても、Excelの帳票資産(帳票の設計書や実際の出力結果)があれば「Excelのインポート」機能を使用して、レポートのデザイン情報を移行できます。

「Excelのインポート」を見る

また、紙の出力結果があれば「レイヤー」の機能を使用して、スキャンして画像化したレポートを下絵にしてレポートのデザインができます。

「レイヤー」を見る

さらに、20.0Jで追加されたAIを活用した新機能「画像からレイアウト作成」を使用すると、帳票画像をもとにレポートのレイアウトを自動作成できます。紙の出力結果やPDFファイルしか残っていない帳票でも、画像に変換して取り込むことで、既存帳票をもとに移行を進められます。

「画像からレイアウト作成(AI)」を見る

各製品の共存

ActiveReports for .NET 20.0Jは開発時・運用時ともに旧バージョンのActiveReports for .NET(1.0J/2.0J/3.0J/6.0J/7.0J/9.0J/11.0J/12.0J/14.0J/16.0J/18.0J)と同じ環境で共存させることができます。しかし、同じプロジェクト内で複数のバージョンのActiveReports for .NETを使用することはできません。
また、ActiveX製品のActiveReportsとは同一の運用環境で利用することができます。

同じプロジェクト内で使用できない組み合わせ例

  • ActiveReports for .NET 18.0Jと20.0J
  • ActiveReports for .NET 20.0Jの初版とSP1

セミナー動画

最新ActiveReportsへの"移行"のイロハがわかるWebセミナー

Access、Crystal Reports、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」からの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモを中心に紹介しています。

※ 動画は9.0Jの内容ですが、20.0Jでも手順に変わりはありません。
※ グレープシティ株式会社は、2023年11月1日よりメシウス株式会社に社名を変更しました。