JavaScript UI ライブラリ新版はGUIデザイナを新たに収録 直観的操作で開発工数削減に貢献
Wijmo 2018J v2
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2018J v2」を2018年7月25日(水)にリリースします。Wijmoは、1年定額制のサブスクリプション方式で販売しています。最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は、1ユーザーライセンスが129,600円(8%税込)となります。
Wijmoは、2013年に発売開始以来、年3回のバージョンアップを行っています。今回の新バージョン「2018J v2」では、Wijmoに収録されているコントロールを直観的に設定できる「Wijmoデザイナ」を追加しました。
JavaScriptを利用したWebアプリケーション開発では、一般的に開発者はエディタ等を利用しコーディングを行っています。Wijmoデザイナを利用することで、デザイン画面上でWijmoに収録されているグリッドやチャート等のコントロールのプロパティやイベントを編集できるため、直観的な操作でアプリケーションに必要なJavaScriptのソースコードを生成することが可能となります。
また、本バージョンよりSassをサポートします。SassはCSSをよりプログラミングに近い形で扱うことができる言語のことで、コーディング作業の効率化を図ることができます。そのほか、Angular 6やWeb Components、ES2015といった最新技術に対応するなどの機能強化を行っています。
新機能の詳細は製品ページをご確認ください。
Wijmo 2018J v2の新機能
Wijmoデザイナの追加
Wijmoに収録されているコントロールを直観的に設定・編集できるGUIデザイナです。以下のコントロールについて編集が可能です。
- グリッド(FlexGrid、FlexSheet)
- チャート(FlexChart、FlexPieほか)
- 入力(AutoComplete、Calendarほか)
- ゲージ
- ツリービュー
- OLAP
Sassサポート
CSSの拡張言語である「Sass(Syntactically Awesome Style Sheets)」に対応します。これによるメリットはファイルサイズの大幅な軽減です。スタイルをモジュール単位で細分化し定義できるため、開発者は必要なモジュールのみインポートすることが可能です。さらに、構文がネストされているのでスタイルが読みやすく、メンテナンス性も上がります。また、コンパイル時に構文エラーを検出することができるという面からも、開発生産性の向上に貢献します。
Angular 6、ES2015サポート
エンタープライズシステム開発の市場で多く利用されているJavaScriptフレームワークの最新版「Angular 6」に対応しました。また、JavaScriptの標準規格「ECMAScript 2015(ES2015)」に対応し、ES2015形式のモジュールも追加しています。
Web Componentsサポート(ベータ版)
HTMLでカスタムタグ/属性を記述してコントロールを生成できるWebプラットフォームAPI「Web Components」をサポートします。これにより、JavaScriptフレームワークに依存せずにコンポーネントを利用した開発が可能となります。
新機能の詳細は製品ページをご確認ください。
Wijmoを利用した開発事例
Wijmoは、パッケージ製品や受託のシステム開発など規模の大小を問わず多方面で採用されています。
2018年7月10日に開催されたグレープシティ 開発支援ツール30周年記念フォーラム「Toolsの杜(ツールノモリ)」にて、Wijmoを利用した開発事例についてのセッションが数多く行われました。
当日の様子はレポートで公開中です。
開発元
グレープシティ株式会社 | |
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所在地 | 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4 |
電話番号 | 022-777-8210 |
ホームページ | https://developer.mescius.jp/ |