地域別データの見える化が簡単に。JavaScriptライブラリ「Wijmo」、地理空間データ可視化コントロールを提供開始
Wijmo 2021J v2
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、業務システム開発に便利なUIコントロールを数多く収録した、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2021J v2」を2021年8月25日(水)にリリースしました。Wijmoは、1年定額制のサブスクリプション方式で販売しており、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は1ユーザーライセンスが132,000円(10%税込)、更新費用は52,800円(10%税込)となります。
Wijmoは、Angular、React、Vue.jsといった主要なJavaScriptフレームワークのサポートに注力しています。導入による開発工数の削減効果はもちろんのこと、運用開始後の保守性にも優れており、どのようなWebシステムにも組み込みやすいコントロールセットです。
新バージョン「2021J v2」では、これまでベータ版で提供していた「FlexMap」コントロールを正式版として追加しました。
このコントロールでは、Webアプリに地図を表示し、地図上に関連情報を付加することが可能です。例えば、「地図上に鉄道やバスルートなどの交通情報を表示する」「地図に支店の所在地を表示し、バブルチャートで売上を比較する」、「新型コロナウイルス感染患者の病床使用率を都道府県別にヒートマップで表現する」といった使い方ができます。
さらに、データグリッドコントロール「FlexGrid」について、列グループ機能の強化を行いました。列グループは、グリッドの列項目をグループ化して表示できる機能です。「子階層を折り畳み・展開したい」、「横スクロール表示を回避したい」、というニーズに応えます。今回の機能強化では、操作性、視認性の向上、データモデルの追加による実装・設計のしやすさを向上しました。
Wijmoの詳細は、Webページをご覧ください。
Wijmo 2021J v2の新機能
新コントロール
【FlexMap】
地理空間データを可視化できるコントロール「FlexMap」の正式版をリリースしました。データソースとしてGeoJSON形式のデータをサポートします。地図上のレイヤーにプロットしたい地理情報(経度・緯度)の配列を設定することで、散布図やバブルマップなどを作成することも可能です。
データグリッドコントロール「FlexGrid」列グループの機能強化
【ドラッグ&ドロップで並び替え】
列グループを設定した状態でもドラッグ&ドロップで列の並び替えができるようになりました。
【アンドゥとリドゥの強化】
列グループの以下の操作のアンドゥ(Undo)とリドゥ(Redo)ができるようになりました。
・列グループの並び替え
・列グループの折り畳みと展開
【各種フレームワークに対応】
Angular/React/Vue.jsに対応した列グループ用コンポーネントを追加しました。これにより、HTMLでセルをカスタム表示できるセルテンプレートを定義できるようになりました。
【新しい列グループのデータモデル】
「ColumnGroup」クラスと「ColumnGroupCollection」クラスを使用して列グループを定義できるようになりました。各クラスのAPIを利用して列グループを操作できます。また、従来のようにJavaScriptの配列によって列グループを定義する方法も引き続きサポートします。
Wijmo 2021J v2の新機能詳細は、製品ページをご覧ください。
開発元
グレープシティ株式会社 | |
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所在地 | 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4 |
電話番号 | 022-777-8210 |
ホームページ | https://developer.mescius.jp/ |