DioDocs for PDF/Excel V8J SP1

メシウス株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:小野 耕宏、旧社名:グレープシティ株式会社)は、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリ「DioDocs(ディオドック) for PDF/Excel」の2製品について、新バージョン「V8J SP1」を2025年7月9日(水)にリリースします。

本バージョンでは、DioDocs for PDFに「表データ抽出」機能を追加しました。PDFビューワ上からファイル内の特定の範囲を選択すると、選択範囲に配置されている表データが自動検出されます。表の抽出範囲は視覚的に調整でき、行高・列幅の変更、行や列の追加・削除・結合にも対応しています。抽出した表データはExcel(XLSX)やCSV、JSON形式などで出力可能で、データ分析やWebアプリケーション化といったデータの二次活用を行う際に便利な機能です。

また、PDFファイル上で任意の音声を再生できる「ActionSound」機能も追加されました。ユーザーの操作(ボタンクリック、マウスオーバーなど)に応じて指定した音声ファイルを再生でき、ループ再生や再生音量の調整などの設定が可能です。文章だけでなく音声での補足ができるため、パンフレットやプレゼン資料などに音声解説を入れたり、語学学習教材や朗読教材などで発音の確認ができたりと、さまざまなシーンで役立ちます。

DioDocs for PDF V8Jの新機能

<表データ抽出機能の追加(PDFビューワ)>
PDFファイルに含まれる表データを抽出できるようになりました。抽出したデータはCSV、TSV、JSON、XLSX、XML、HTMLの各ファイル形式で出力可能です。また、この機能は抽出データの各種調整に対応しています。表から抽出するデータの範囲を自由に指定できるほか、抽出データにおける枠線表示や行・列の追加/削除、サイズの拡大・縮小といった設定をマウス操作で簡単に行え、ビューワ上でその結果をリアルタイムに確認することができます。

<ActionSound機能の追加>
PDFファイル上でボタンクリックやマウスオーバーなどのユーザー操作を行った際に、指定した音声ファイルを再生できるようになりました。さらに、音量調整、同期/非同期再生、ループ再生といった設定も行えます。なお、このアクションはPDFビューワでもサポートされています。

DioDocs for Excel V8Jの新機能

<検索関数のパフォーマンス向上>
大量データを処理する際のパフォーマンスを改善するため、内部アルゴリズムの見直しを行いました。その結果、前バージョン「V8J」と比較した場合、VLOOKUP関数で約99%、UNIQUE関数で約70%、処理時間の短縮を実現しています。

関数テストデータ件数V8J 処理時間V8J SP1 処理時間改善率
UNIQUE12,000件103.2ms30.03ms約70.9%短縮
VLOOKUP50,000件30,649.2ms245.68ms約99.2%短縮

※BenchmarkDotNet:0.14.0、CPU:13th Gen Intel(R) Core(TM) i7-1360P 2.20 GHz、メモリ:16.0 GBで比較した場合

製品情報

DioDocsはMicrosoft ExcelやAdobe Acrobatなど他のソフトウェアに依存しない軽量・高速なAPIライブラリです。C#およびVB.NETのコードから直観的に利用できるAPIを利用して、業務アプリケーションでよく使われるExcelとPDFファイルの作成や編集、保存など様々な操作を実装できます。

製品名DioDocs for PDF/Excel V8J SP1
発売日2025年7月9日(水)
価格 ※1[初回]1開発ライセンス 374,000円(10%税込)※2
[更新]1開発ライセンス 187,000円(10%税込)

  1. 1年定額制のサブスクリプション方式で販売しています
  2. 1人の開発者(本製品の利用者)につき1ライセンス必要です

会社概要

メシウス株式会社
所在地宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
電話番号022-777-8210
ホームページhttps://developer.mescius.jp/