.NET 6対応コントロールの追加やデータグリッドコントロールの強化を含む業務アプリ開発用コンポーネントセット新版が登場

グレープシティ株式会社（本社：仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長：馬場 直行）は、業務アプリケーション開発に便利なデスクトップ／Web／モバイル用 .NETコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne（コンポーネントワン）」の新バージョン「2023J v1」を2023年4月26日（水）にリリースします。1年定額制のサブスクリプション方式で販売しており、最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の初期費用（イニシャル）は1ユーザーライセンスが165,000円（10%税込）、更新費用（リニューアル）は82,500円（10%税込）となります。

ComponentOneは、データグリッド、チャート、入力、ナビゲーションといった業務アプリケーションに必要とされる機能を包括的に収録しています。Windows Forms、WPF、ASP.NET、ASP.NET Core、Xamarin、Blazor、WinUIに対応しているため、デスクトップからWeb、モバイルアプリまで、1つの製品で開発することが可能です。

2023年初回のバージョンアップとなる「2023J v1」では、Windows Formsアプリケーション開発用エディションを中心に機能の追加・強化を行っています。まず、データグリッドコントロール「FlexGrid」において、グリッド上の任意のデータを検索した際にすべての検索結果を強調して表示できるようになりました。
また、マイクロソフトのアプリケーションフレームワーク「.NET 6」に対応した複数列コンボボックスコントロール「MultiColumnCombo（ベータ版）」を新たに提供します。データバインディングや検索、フィルター処理、強調表示などに対応したコンボボックスを.NET 6対応アプリケーションに使用できるほか、FlexGridやTreeViewなどのコントロールに追加することも可能です。

このほか、WPF用エディションでは「.NET 6」に対応したGaugesコントロールを追加しました。さまざまな形状のゲージを利用して情報をグラフィカルに表示することで、進捗や割合などを直感的に把握できるようになります。

各エディションの機能強化
【Windows Forms】
・FlexGrid - 検索結果の強調表示
検索パネルを使用してデータを検索する際に、ヒットしたセル内のすべての検索結果を強調表示できます。

・FlexGrid - レイアウトの保存と読み込み
設計時および実行時にレイアウトの保存と読み込みがサポートされます。これにより、データ自体を保存することなくアプリケーションの実行中にレイアウトをより簡単に保持できるようになります。

・.NET 6対応コントロールの追加 - MultiColumnCombo（ベータ版）
データバインド、検索、フィルター処理、強調表示、選択、およびソートをサポートする複数列のコンボボックスコントロールを提供します。

【WPF】
・.NET 6対応コントロールの追加 - Gauges
.NET6 用コンポーネントとして新たにGaugesコントロールを追加しました。.NET 6対応版ではよりシンプルでクリーンなデザインを採用しています。水平および垂直ゲージ、曲線ゲージ、ブレットグラフを生成することができます。

【ASP.NET MVC】
・.NET 6アセンブリの提供開始
本バージョン「2023J v1」より、ASP.NET Core版の全コントロールが.NET 6対応します。