ComponentOne最新版を8月31日にリリース！Blazor用データグリッドにコンテキストメニューやクリップボード操作機能を追加

グレープシティ株式会社（本社：仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長：馬場 直行）は、業務アプリケーション開発に便利なデスクトップ／Web／モバイル用 .NET用コンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne（コンポーネントワン）」の新バージョン「2022J v2」を2022年8月31日（水）にリリースします。1年定額制のサブスクリプション方式で販売しており、最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の初期費用（イニシャル）は1ユーザーライセンスが165,000円（10%税込）、更新費用（リニューアル）は82,500円（10%税込）となります。

ComponentOneは、データグリッド、チャート、入力、ナビゲーションといった業務アプリケーションに必要とされる機能を包括的に収録しています。Windows Forms、WPF、ASP.NET、ASP.NET Core、Xamarin、Blazor、WinUIに対応しているため、デスクトップからWeb、モバイルアプリまで、1つの製品で開発することが可能です。

今回のバージョンアップでは、C#言語でWebアプリケーションのSPA（Single Page Application）を実現するフレームワーク「Blazor」で利用できるコンポーネントを中心に、新機能を追加しています。まず、データグリッドコントロール「FlexGrid」には、コンテキストメニューとクリップボードの機能を追加しました。コンテキストメニューは、データグリッドの列ヘッダの右側に表示される［…］ボタンをクリックすることにより表示でき、並べ替え、フィルタリング、グループ化といった操作をしやすくします。一方、クリップボードは、任意の行、列、セルが選択されている際にキーボードショートカットもしくはコンテキストメニューからカット、コピー、ペーストなどのクリップボード操作を支援します。

ComponentOne 2022J v2では、このほかにもシステム利用者のユーザビリティ向上に寄与する機能を多数追加しています。

データグリッドコントロール「FlexGrid」の強化

●コンテキストメニュー
対応エディション：Blazor ※

列ヘッダの右側に表示される［…］ボタンをクリックすることにより、列のコンテキストメニューを表示することができるようになります。エンドユーザー（システム利用者）は並べ替え、フィルタリング、グループ化、列幅の拡張など、列に対するアクションを実行できます。

●クリップボード
対応エディション：Blazor ※

任意の行、列、セルが選択されている際に、コンテキストメニューからカット、コピー、ペーストなどのクリップボード操作を行うことができるようになります。

●スケルトンローディング
対応エディション：WPF

大量のデータセットを読み込んで表示する際に、先にプレースホルダーを表示するスケルトンローディングを選択できるようになります。従来よりさらに改善されたデータ仮想化処理を提供するC1VirtualDataCollectionと組み合わせることで、10億個のデータを表示する場合にも高いパフォーマンスを維持します。

●複数の範囲選択
対応エディション：Windows Forms

SelectionModeプロパティをMultiRangeに設定すると複数範囲の選択ができるようになります。エンドユーザーは［Ctrl］キーを押しながらマウスドラッグして複数の範囲を選択できます。

チャートコントロール「FlexChart」の強化

●画像としてエクスポート
対応エディション：Blazor ※

チャートを画像としてエクスポートできるようになります。PNG、JPG、SVGのフォーマットでエクスポートすることができます。

※ BlazorエディションはComponentOne Enterpriseで使用できる限定機能です