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ActiveReportsJS V3.1J

グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS(アクティブレポートJS)」の新バージョン「V3.1J」を2022年8月31日(水)にリリースします。1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、初回費用は1開発ライセンスが165,000円(10%税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が660,000円(10%税込)です。なお、開発ライセンス・配布ライセンスの2年目以降のリニューアル(更新)価格は、両ライセンスとも165,000円(10%税込)です。

本バージョンでは、JavaScriptで並列処理を行う仕組みである「Web Worker」を使用し、レポートの生成処理をバックグラウンドで実行できるようになりました。従来のバージョンでは、ビューワコンポーネントで数万件の大量のデータを処理する際に読み込みのインジケータがストップしたり、ブラウザがフリーズしてしまう場合がありましたが、この機能によりUIがフリーズすることなくスムーズにデータを読み込めるようになり、ビューワを快適に操作することができます。

また、クロス集計表を作成できるTablixコントロールにおいて、複数ページにまたがり出力する際の改ページ方向の変更が可能となりました。用途に合わせて、「左から右」または「上から下」のいずれかを選択できます。

さらに、チャートのさまざまな要素のカスタマイズ性を強化し、チャートの軸ラベルの縦書き表示や、マーカーのサイズや凡例の色・項目名の任意設定、折れ線グラフのX軸とY軸を入れ替える機能などを追加しています。加えて、チャート内に平均値や中央値、特定の値を示す参照線(リファレンスライン)や参照帯(リファレンスバンド)、データの変動を示す傾向線(トレンドライン)の表示もサポートしており、柔軟なカスタマイズ性と豊かな表現力を備えた帳票作成が可能になります。

ActiveReportsJS V3.1Jの新機能

Web Workerによるレポートのバックグラウンド生成
Web Workerを使用して、レポートの生成処理をバックグラウンドで並列処理できるようになりました。数万件の大量データを処理する場合でも、ビューワのUIがフリーズすることなく表示できます。

Tablixの改ページ方向の設定
Tablixが複数ページにまたがり出力される際の改ページ方向を横方向、または縦方向のどちらを先に実施するかを選択できるようになりました。

チャートの表現力の向上
チャートのさまざまな要素のカスタマイズ性を向上し、表現力を強化しました。

  • 軸ラベルを縦書きで表示
  • マーカーサイズのカスタマイズ
  • Y軸位置のカスタマイズ
  • 折れ線グラフのX軸/Y軸の入れ替え
  • ファイナンシャルチャート/ガントチャートの条件付き書式の強化
  • 参照線、参照帯、傾向線の追加

軸ラベルを縦書きで表示

マーカーサイズのカスタマイズ

Y軸位置のカスタマイズ

参照線の表示

レイヤーの一覧表示
デザイナでレイヤーの一覧を表示できるようになりました。一覧のアイコンから各レイヤーに配置されたコントロールの表示/非表示、サイズや位置の変更可否を一括で変更できます。

開発元

グレープシティ株式会社
所在地宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
電話番号022-777-8210
ホームページhttps://developer.mescius.jp/