2012年12月~2020年3月に発売された.NET製品のライセンス認証の手順
「ライセンス認証マネージャー」を使用してライセンス認証の手続きを行います。
認証の手順は、製品をインストールしたマシンが、インターネットに接続されているかいないかで異なります。
認証時に「認証サーバーに接続できませんでした」というエラーが表示される場合には、下記を参照してください。
マシンがインターネットに接続されている場合の認証手順
1. ライセンス認証マネージャーの起動
スタートメニュー(スタート画面)から「PowerTools ライセンス認証」-「PowerTools ライセンス認証マネージャー」を選択します。
以下の一覧画面が表示されます。
2. 認証ダイアログの表示
ライセンス認証マネージャーの一覧画面から、ライセンス認証を行いたい製品の「認証手続き」をクリックします。
ライセンス認証手続きのダイアログが表示されます。
3. プロダクトキーの入力
製品版またはトライアル版のプロダクトキーを入力します。
バージョンアップライセンスの場合は、あわせて旧バージョン製品の製品版プロダクトキーも入力します。
4. 認証処理
プロダクトキーの入力後、「認証」ボタンをクリックします。
ユーザーアカウント制御
ライセンス認証手続きはレジストリへの書き込みなどの処理を伴うため、実行ユーザーに管理者権限が必要です。手続き時に「ユーザーアカウント制御」のダイアログが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックし、管理者権限への昇格を行ってください。
5. 認証処理の完了
ライセンス認証の処理が正常に完了すると、「認証処理が完了しました」というメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックし、一覧画面に戻ると、手続きを行った製品の「認証状態」が、「製品版」または「トライアル版」に変化しています。
以上でライセンス認証の手続きは完了です。
プロキシ認証
プロダクトキーの入力後に「認証」ボタンをクリックしたとき、以下のようなダイアログが表示される場合があります。
これはインターネットに接続するためのプロキシサーバーが、認証を要求していることを意味しています。
ユーザー名とパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。
プロキシ認証のためのユーザー名とパスワードが不明な場合は、ネットワークシステムの管理者に問い合わせてください。
「認証サーバーに接続できませんでした」エラーが表示される場合
プロダクトキーの入力後に「認証」ボタンをクリックしたとき、「認証サーバーに接続できませんでした」というエラーメッセージが表示される場合があります。このエラーは、ライセンス認証マネージャーが弊社のライセンス認証サーバーに接続できない場合に発生するものです。
たとえば以下のような原因が考えられます。
- インストールしたマシンがインターネットに接続されていない
- セキュリティなどの設定により、ライセンス認証マネージャーがインターネットに接続できない(ブラウザ以外のアプリケーションによるインターネット接続が禁止されている環境など)
- ライセンス認証サーバーがダウンしている
ブラウザからライセンス認証ページ(https://sa.grapecity.com/activation/)へアクセスできる場合は、ライセンス認証サーバーがダウンしているのではなく、製品をインストールしたマシンのネットワーク環境に何らかの原因があります。
前述の原因を確認し、ライセンス認証マネージャーがインターネットに接続できるようにしたうえで、あらためてライセンス認証の手続きを行ってください。
ライセンス認証マネージャーがインターネットに接続できない場合は、「マシンがインターネットに接続されていない場合の認証手順」で手続きを行ってください。
マシンがインターネットに接続されていない場合の認証手順
以下のような理由で、ライセンス認証マネージャーがインターネットに接続できない場合は、ブラウザを使用してライセンス認証の手続きを行うことも可能です。
- インストールしたマシンがインターネットに接続されていない
- セキュリティなどの設定により、ライセンス認証マネージャーがインターネットに接続できない(ブラウザ以外のアプリケーションによるインターネット接続が禁止されている環境など)
- インターネットに接続するためのプロキシサーバーが認証を要求しているが、ユーザー名とパスワードが不明のため、接続できない
1. ライセンス認証マネージャーの起動(オフラインモード)
スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」や、コマンドプロンプト画面から、以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。
samanager --offline |
(スタートメニュー「プログラムとファイルの検索」からの入力例)
※ コマンドラインオプション「offline」の前には、「-」(ハイフン)を 2 つ付ける必要があります。
※ すでにライセンス認証マネージャーを起動している場合は、それを終了したうえでコマンドを入力してください。
ライセンス認証マネージャーがオフラインモードで起動します。
2. 認証ダイアログの起動
ライセンス認証マネージャーの一覧画面から、ライセンス認証を行いたい製品の「認証手続き」をクリックします。
ライセンス認証手続きのダイアログが表示されます。
3. プロダクトキーの入力
「Step 1」のテキストボックスに、製品版またはトライアル版のプロダクトキーを入力します。
4. 認証ナンバーの取得
「確定」ボタンをクリックすると、「Step 2」のテキストボックスに認証ナンバーが表示されます。
5. ライセンス認証ページへのアクセス
ブラウザを使用してライセンス認証ページ(https://sa.grapecity.com/activation)へアクセスします。
※ 認証ナンバーの番号は手続きのたびに変化しますので、以前に取得した番号は再利用できません。
6. ライセンスキーの取得
ライセンス認証ページ上で、手順 3.で入力したプロダクトキーと、手順 4.で取得した認証ナンバーを入力し、「送る」ボタンをクリックします。
バージョンアップライセンスの場合は、あわせて旧バージョン製品の製品版プロダクトキーを入力し、「送る」ボタンをクリックします。
入力されたプロダクトキーと認証ナンバーが正常に認証された場合、以下のような画面が表示されます。ライセンスキーを記録してください。
※ ライセンスキーの番号は手続きのたびに変化しますので、以前に取得した番号は再利用できません。
注意事項 ライセンス認証ページにはreCAPTCHAによるbot対策が実装されているため、ご利用環境のセキュリティ条件等によっては、「送る」ボタンをクリックしても画面が切り替わらない場合があります。その場合は、以下の方法をお試しください。 (1)「送る」ボタンを再度クリックする (2)別のブラウザを使用してライセンス認証ページへアクセスする (3)別のPCのブラウザを使用してライセンス認証ページへアクセスする 問題が解決しない場合は、「プロダクトキー」と「認証ナンバー」の情報を弊社カスタマーサービスまでメールでお送りください。「ライセンスキー」の取得手続きを代行させていただきます。 |
7. ライセンスキーの入力
ライセンス認証マネージャーの画面に戻り、手順 6.で取得したライセンスキーを、「Step 3」のテキストボックスに入力します。
8. ライセンス認証手続きの完了
「認証」ボタンをクリックし、ライセンス認証の処理が正常に完了すると、「認証処理が完了しました」というメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックし、一覧画面に戻ると、手続きを行った製品の「認証状態」が、「製品版」または「トライアル版」に変化しています。
以上でライセンス認証の手続きは完了です。