V12Jの新機能
Spread.Sheets
シェイプ
円や四角、矢印などMicrosoft Excelと互換性のある182種類の「シェイプ」に対応しました。この機能を利用することによって、組織図やフローチャート表示などをスプレッドシート上に実現できます。また、「カスタムシェイプ」機能を利用して、独自の図形を作成することも可能です。
ステータスバー
スプレッドシートと組み合わせて利用できる「ステータスバー」を搭載しました。セルの選択操作に応じて、データの合計や平均、個数などを自動的に表示します。また、ステータスバーの右端に配置されたスライダーを利用することで、Microsoft Excelと同じようにシート拡大率を直感的に設定できます。
InputManJSセル
「InputManJSセル」機能を追加しました。この機能によってInputManJSの「マスクコントロール」、「数値コントロール」「日付時刻コントロール」を使った高度なセルの入力と編集が可能になります。
※ 本機能のご利用にはInputManJSライブラリが必要です。
3種の新チャート
V11Jで利用可能だった8種のMicrosoft Excel互換チャートに加えて、新たに3種のチャートが搭載されました。複数項目の比較に最適な「レーダー」チャートや、階層化されたデータを視覚化できる「サンバースト」、「ツリーマップ」チャートを使用して、より訴求力のあるデータ表示を実現できます。
リッチテキスト
セルでの「リッチテキスト」表示に対応しました。セルデータのフォント色やサイズを部分的に変更して重要な情報を強調したり、上付き文字や下付き文字を設定して、数式や化学式を見やすく表示したりすることが可能になりました。
バーコード表示
QRコードやJANコード、GS1-128をはじめとする11種類の「バーコード」表示に対応しました。オーソドックスなバーコード表示はもちろんのこと、バーコードの色を変更したり、ラベルの表示位置やフォント色を変更したりできるカスタム機能も搭載しています。
その他
チャートアニメーション
縦棒、横棒、折れ線、円チャートのアニメーション表示に対応しました。
検証機能の強化
検証エラー発生時のセルハイライト表示で「ドッグイヤー」と「アイコン」の二種類が利用できるようになりました。また、データ規則リストのリストデータでカンマ(,)の利用が可能になりました。
選択解除機能の強化
シート上の複数選択範囲に対し、部分的な選択解除ができるようになりました。
ペーストオプションの追加
ペースト時のオプション clipBoardOptions に設定可能なパラメータとして、 valuesAndFormatting(値と書式)と formulasAndFormatting(数式と書式)が追加されました。