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Spread.Sheets

チャート

8種類(縦棒、横棒、折れ線、面、株式、散布図、円、複合)のチャート表示に対応しました。エンドユーザーが自由に移動したりリサイズしたりできるチャートをスプレッドシート上に配置できます。また、サポートするチャートを含んだExcelファイルのインポート・エクスポートも可能です。

これらのチャートはコーディングのほか、Spread.Sheetsデザイナを使用して直感的に設計することもできます。

チャート

コンテキストメニュー

スプレッドシートのデフォルト機能として、コンテキストメニューを搭載しました。Microsoft Excelと同様に、シート上でのマウス右クリック操作によって組み込みのコンテキストメニューが表示されます。コピーや切り取り、貼り付けといったメニューはもちろんのこと、カスタマイズによって独自のメニューを追加することも可能です。

コンテキストメニュー

452の数式

TEXTJOIN関数やIFS関数など、Excel2013〜2016で追加された数式62種を追加しました。Spread.Sheetsライブラリで使用可能な数式の合計は452種となります。

62の数式追加

アウトライン列

列のデータに階層情報を付与して、ツリー表示を実現できるようになりました。ツリーの各階層は折りたたみと展開が可能です。また、階層ごとに画像を設定したり、ツリーの親子関係と連動して動作するチェックボックスを設定することも可能です。

アウトライン列

ドラッグマージ

UI操作でセル結合を容易に実行できる機能が追加されました。この機能を有効にすると選択セルに専用のインジケーターが表示され、ドラッグ操作によるセルの結合が可能になります。

ドラッグマージ

PDFエクスポート

クライアントサイドExcelIOによるPDFエクスポートに対応しました。エクスポート設定では、各ページに表示させる繰り返し行を設定したり、カスタムフォントを指定することが可能です。

PDFエクスポート

フィルタ機能の強化

  • 条件フィルタの追加

    フィルタリングドロップダウンリストのフィルタリング条件に「指定の値に等しい」「指定の値より大きい」などを選択できる条件フィルタを追加しました。データ内容に応じてテキスト、数値、日付に対する条件を指定できます。

  • リストの階層化表示
    日付データなどをフィルタした場合に、フィルタダイアログのリストに列挙されるデータが階層化表示されるようになりました。
フィルタ機能の強化

シート機能の強化

  • シートタブイベント
    シートタブの移動時・移動後に発生するイベントが追加されました。
  • シート保護オプションの追加
    シート保護中に行・列の挿入や削除を許可できるオプションが追加されました。

セル機能の強化

  • 斜線

    セル罫線として斜線の表示が可能になりました。

  • 縦書き

    セル値の縦書き表示に対応しました。

  • 二重下線

    セル値の下線表示に加えて、二重下線も表示できるようになりました。

  • 編集時の文字列縦位置維持
    セル値の編集時も、文字列の縦位置を維持するようになりました。
  • 「’」接頭辞に対応

    先頭に「’」のあるセル値は文字列として取り扱われるようになります。

  • 会計書式設定

    "_"、"*"、","、"%"、"?"などの会計用書式設定に対応しました。

  • 数式の強調表示

    数式の編集時、引数のセル範囲が強調表示されるようになりました。

ハイパーリンク機能の強化

  • 折り返しとインデント
    ハイパーリンク型セルに表示する文字列の折り返しやインデント表示が可能になりました。
  • コールバック機能
    表示したリンクのクリックに応じて、設定した関数をコールするコールバック機能が追加されました。

React、Vue.jsをサポート

AngularJSやAngularに加え、React、Vue.jsに対応しました。

npm サポート

Node.jsのパッケージ管理ツール「npm」による、Spread.Sheetsのインストールが可能になりました。

npm install @grapecity/spread-sheets

その他

  • 条件付き書式機能の強化

    条件付き書式によるアイコン表示機能について、任意のアイコンを組み合わせてルールに設定できるようになりました。

  • 名前付きセルへのコメント

    セルに付与した名前にコメントを設定できるようになりました。

  • Undo/Redo 機能強化

    データモデルに発生した変更を記録し、ロールバックを実行する以下の関数が追加されました。

    • startTransaction()
    • endTransaction()
    • undoTransaction()
  • 範囲グループUIのスタイル設定

    スタイルシートのクラスを使用して範囲グループUIの外観を変更することができるようになりました。

  • ヒットテスト機能の追加

    スプレッドシート上のマウスクリック位置を取得できるhitTest関数が追加されました。

  • UMD サポート

    UMD(UniversalModuleDefinition)パターン定義に対応しました。

  • JSONオプションの追加

    スプレッドシートデータのJSONシリアライズ、デシリアライズにおいて、書式や数式情報の読込み・書出しをオフにしたり、行列ヘッダを固定行を変換したりできるオプションが追加されました。

  • シート領域のオフセット

    シートの左端または上端からのオフセットを設定して、シートの描画領域を移動できるようになりました。