デスクトップアプリケーションとして配布する場合
対象製品
- ActiveReportsJS
- InputManJS
- SpreadJS(V10J~)
- Wijmo
- DioDocs(PDFビューワ配布時)
配布ライセンス
HTMLやCSS、JavaScriptなどのWeb技術を使用してデスクトップアプリケーションを開発するフレームワークやコンポーネント(ElectronやWebView2など)で製品を利用できます。JavaScript 製品が組み込まれたアプリケーションをデスクトップアプリケーションとして配布する場合、配布ライセンスが必要です。
配布ライセンスは、実際に配布を行う企業で必要となります。なお使用許諾上、開発ライセンスを保有いただいている開発企業のみ、配布ライセンスを保有可能です。これらを単体で保有することはできません。
配布先に指定するドメイン
配布ライセンスはアプリケーションの配布をドメイン単位で許諾します。デスクトップアプリケーションの場合、配布先のドメインは「localhost」あるいは「xxx.localhost」になり、1つの配布ライセンスでアプリケーションを配布できます。
ライセンスキーの発行時にドメインを「localhost」あるいは「xxx.localhost」として登録し、発行されたライセンスキーをご利用ください。
ただし、異なる複数のドメインを配布先に指定したライセンスキーは使用できません。それぞれのドメイン用のライセンスキーが必要になります。
例:Electronは「localhost」を指定しますが、Tauriは「tauri.localhost」が指定するドメインです。
Electron用とTauri用の2種類のアプリケーションを配布する場合、2つのライセンスキーを発行するため、それぞれのライセンスキー用の配布ライセンスを保有する必要があります(Wijmoはランタイムフリーのためライセンスキーの発行本数に制限はありません)。
技術サポート
製品を利用してデスクトップアプリケーションを開発する場合も、技術サポートをご利用いただけます。
SpreadJSおよびActiveReportsJSのデスクトップデザイナはElectronを採用したデスクトップアプリケーションです。そのためElectronで使用する場合の動作確認を行っております。
しかし、Electron以外のフレームワーク、コンポーネントで動作確認を行ってはおりません。そのため、サポートサービスやアップデートの提供を行えない場合があります。たとえば、製品がサポートするブラウザ上では発生せず、デスクトップアプリケーションでのみ発生する問題の場合、製品の制限事項とし改修を行えない可能性があります。