オープニングセッションでは、「ツールの杜」の出発点を、ご参加いただく皆さまと共有します。

メシウスがパートナー様やユーザー様とともに歩んできた開発支援ツールの道をふりかえるとともに、これからの道しるべについての紹介です。

杜の都仙台から世界に向けて進出した背景や、開発支援ツールおよびその市場の可能性を見出したきっかけなど、日ごろとは別の視点で製品や会社にまつわるエピソードをお話します。

また、後半ではパートナー各社様と一緒に作り上げたプログラムをご紹介し、セッション選択のお手伝いをいたします。

「A good tree bears good fruit.－良い樹は、良い実を結ぶ。－」

ひとつでも多くの実を持ち帰っていただけることを目指しますのでご期待ください。

メシウスの開発支援ツール30周年。その歴史はMicrosoftの開発環境とともに歩んできたといっても過言ではないでしょう。本セッションでは、「Visual Studio」や「.NET Framework」を中心としたMicrosoftの開発環境と、弊社の開発支援ツールの歴史を振り返りながら、そこから生まれた大ヒット商品「ActiveReports」や「SPREAD」を含む、弊社.NET開発支援コンポーネントの最新動向をご紹介します。

※ 本セッションでは軽食をご用意しています。

HTML5の登場以降、Webアプリケーションのフロントエンド開発が活発に行われるようになりました。業務アプリケーションも例外ではなく、その開発にJavaScriptやその関連技術を採用する企業が増えてきています。しかし、一覧表示やエクセル入出力、カレンダーなど、一般的なアプリケーションとは異なる要件をもった業務アプリケーションのフロントエンド開発は非常に大変です。このような状況に対し要件にマッチした機能を提供し工数削減に寄与する、メシウスのJavaScript製品「Wijmo」「SpreadJS」「InputManJS」についてご紹介します。

※ 本セッションでは軽食をご用意しています。

日本ビジネスシステムズ（JBS）では、SI事業を支える業務システムを、情報システム部が内製して保守を行っています。 会社の成長にともない、これまで利用していたシステムを、リプレースすることになりました。 その際、最新アーキテクチャの積極採用を方針に開発を進めていきますが、以下のような課題に直面しています。

「少し前」と「今」で業務システムに求められるものの違いは何か？
最新フレームワークやUIライブラリの利用の判断、選定方法は？
ライブラリの採用はどのような効果があったか？

このセッションではJBSで利用する実際の社内システムを題材に、開発チームがどのように考え、どのように課題解決に進んだのかを業務システム画面もお見せしながらお伝えします。

ワイズマンは病院、医療機関や介護事業所をお客様とした、パッケージ型の業務システムを開発・提供している会社です。

我々が提供するシステムの開発で、UIコンポーネントは必要不可欠な存在です。過去のバージョンではOCXやActiveXを、現行システムでは .NET Framework用コンポーネントを継続してメシウス製品から選定して採用しています。

本セッションでは、.NET製品の採用事例を中心に、パッケージ製品開発において、なぜUIコンポーネントが必要だったのか？採用する製品の評価はどうするのか？実際にどのような課題を解決し、自社のパッケージの価値を向上することができたのか等をご紹介いたします。

NRIのAngular活用実績から、大規模エンタープライズ案件ならではのハマり事例・工夫したポイントをご紹介します。
特に、

・ パートナー、オフショア活用時のAngular、TypeScript技術育成
・ パートナー各社の開発分担の工夫
・ 部品提供によるUI標準化、リスク回避の工夫
・ 性能問題への取り組み

などをお話します。

弥生シリーズは発売から2017年で30周年。
かんたん、あんしん、たよれるをコンセプトに、登録ユーザーも延べ160万人を超えました。
2009年からクラウドアプリの開発に取り組んでおり、個人向けクラウド会計分野でもトップシェアです。
多くのお客さまがいるからこそ、その声を製品開発やサービスに活かせます。

本セッションでは、
パッケージソフトウェアをクラウド化する際の技術選定、チーム開発を円滑に進めるプロセス、
業務アプリケーション開発におけるWijmoのカスタマイズについて紹介いたします。
作り込んだフロントエンドに興味がある方は、ぜひご参加ください。

トヨタ自動車株式会社 エンジニアリングIT部 第2エンジニアリングシステム室長
稲垣 篤 様

ペーパーレスが叫ばれて久しい中、働き方変革は、既にOAの領域から業務システムの領域に主戦場が移っています。
業務システムは、利用者が業務をする上での安全・安心の担保に加え、変革の礎となる生産性向上の確保が求めらます。
さらに、限られた原資を最大限に活かし、高い開発生産性で利用者の期待に応えるのが、
企業の情報、業務システムを提供するIT部門の責務です。

トヨタ自動車では、社内ユーザーの期待に応えるべく、基幹システムのモダナイゼーション施策を推進しています。
本セッションでは、業務システム改革を進めるうえで、どのような視点で企画を立ち上げ、どのように開発生産性を
高めてきたかの経緯や課題、現在の状況を紹介いたします。

これまで「業務アプリケーション」に採用されてきたユーザーインタフェースを振り返り、次の世代に求められるUIについて、アプリケーション開発側とUIコンポーネントの提供側の視点から考察します。

今後、AI、ビッグデータ、Deep Learning、機械学習そしてIoTなどの技術で変わっていく業務アプリケーション。その操作やデータの可視化で求められるUIも変わっていきます。経験や実績とこれからの技術動向を踏まえて、近未来の予想に挑戦する予定です。

こちらは、株式会社富士通九州システムズでIoT／AI／Robotics分野の研究開発を担当されている常盤様と、メシウスでお客様からの開発支援ツールの導入相談を担当する森谷によるディスカッション形式のセッションになります。

多様化した「デバイス」が企業ITの世界にも浸透し、“タッチ操作”を前提としたアプリケーション開発の機会が増えています。
また同時に、「クラウド」で提供されるAIやIoTなどの機能を“試用”したい、といったニーズやPoCプロジェクトも劇的に増加しているように思えます。

一方で、従来の業務システムにおける開発モデルや文化では、このような新しいテクノロジーを上手く吸収しながらアウトプットすることが難しく、その実現手段に課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか？

マーベリックでは、テクノロジーやエンジニアリングに「デザイン」という考え方や手法を掛け合わせることでこういったテーマの解決に取り組んでおり、多くのお客様と共に数々のエンタープライズプロジェクトを成功に導いてきました。

Microsoft Azureの様々な機能を活用し、iPadやSurface Hubなどのタッチデバイス向けに開発されたアプリケーションのデモをベースに、その考え方やアプローチなどについてご紹介致します。