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FlexGrid

FlexGridは大規模なデータセットを表示、編集、分析するためのデータグリッドコンポーネントです。データの入力、編集、削除、フィルタ、ソート、集計、検索といったデータグリッドに求められる基本的な機能を備えています。さらに、書式設定、入力マスク、グループ化、詳細行など柔軟なカスタマイズが可能です。

セルの編集

単純なテキスト編集に加えて、数値、日付、チェックボックス、コンボボックス、セルボタン、マスクなど編集を効率的に行うための組み込みエディタを使用してデータ編集ができます。また、任意のコントロールを使用してカスタムエディタを提供することもできます。

セルの編集

フィルタ

条件または値のチェックリストによる任意の列のデータのフィルタリングを実現します。列ヘッダーではさまざまなデータ型用の特別なフィルターエディターを備えたドロップダウンフィルターをサポートしています。

フィルタ

検索

データに対して検索を行いデータグリッド内で見つかったマッチするインスタンスをすべて表示することができます。データグリッド全体または特定の列を検索し、一致するすべての出現を強調表示します。

検索

セルの書式・外観

データを表示する際に、テキストの整列、フォント、色、境界線などセルの外観および日付や通貨といった書式を適用できます。また、条件付き書式を適用して任意の条件を満たすデータを強調表示することも可能です。

セルの書式・外観

データの仮想化

非常に大きなデータセットに対してより高速なパフォーマンスを実現するために、データの仮想化をサポートしています。仮想モードでは、ユーザがスクロールするたびにデータがページ単位で取得され、ロード時間を短縮することができます。

グループ化と集計

共通のデータを持つ行をグループ化し大規模なデータセットの分析や集計(合計、平均、最大値、最小値、個数)に役立てることができます。グループ化されたデータには、カスタマイズ可能なグループヘッダーと小計行による集計値を表示できます。

グループ化と集計

キーボードによるナビゲーション

組み込みのキーボードサポートを使用して、キーを使用するだけでフォーカスの移動、編集モードの開始や終了などの基本的なナビゲーション操作を行うことができます。

ファイル入出力・印刷

Excel、CSV、XMLファイルへの入出力をサポートします。また、画像ファイルへの出力や印刷にも対応しています。

ファイル入出力・印刷

デザイン時のサポート

開発者の作業をより簡単にするための様々なサポートが付属しています。スマートタグ、コンテキストメニュー、プロパティグリッドに加え、タスクメニューとエディタも提供します。タスクメニューはデザイン時にデータグリッド全体を操作することができます。列タスクメニューは各列にいくつかの共通プロパティを設定するためのオプションを提供します。さらに列やスタイルをカスタマイズするための列エディタおよびやスタイルエディタを提供します。

デザイン時のサポート

DataFilter

DataFilterは、設定したフィルタの条件に基づいてデータをフィルタリングできるようにするコントロールです。データグリッド、リスト、ツリービュー、チャート、マップなどのデータ視覚化コントロールと組み合わせて使用​​できます。

さまざまなデータに適応するフィルタ

DataFilterは、ブール値、範囲、日付の範囲、チェックリスト、カレンダー、カスタムフィルター、などさまざまな種類のフィルターを提供します。これらのフィルターはデータに応じてDataFilterによって自動的に生成できます。フィルター条件はXMLにシリアル化および逆シリアル化して、必要に応じてフィルター式を保存およびロードすることもできます。

さまざまなデータに適応するフィルタ

フィルターのUIをカスタマイズ

アコーディオンベースのUIはカスタマイズ可能です。カスタムツールチップでフィルターに関する追加情報をしたり、集計フィルターを表示して、アイテムの数、合計、最大値、最小値を分析することもできます。

フィルターのUIをカスタマイズ

各フィルターのサマリーを表示

DataFilterでは、各フィルターのサマリー集計を構成および表示できます。フィルター項目のカウント、合計、最大、および最小値を簡単に分析できます。

各フィルターのサマリーを表示

FilterEditorを使用して式を視覚的に構築

FilterEditorは、エンドユーザーがカテゴリベースの式やフィルター式をすばやく構築できるようにします。FilterEditorはデータソースにバインドでき、使用可能なフィールドに基づいて式を作成するオプションを自動的に提供します。

FilterEditorを使用して式を視覚的に構築

RulesManager

RulesManager for WinForms はデータグリッドの条件付き書式を設定するコントロールです。セルの背景色、境界線、フォントの色などのスタイルを指定した条件に基づいて変更できます。

セルベースの条件付き書式

RulesManagerは指定した条件に基づいてデータグリッドのセルの外観を変更します。セルの背景色、境界線のスタイル、フォントの色などの条件付き書式を指定された特定の条件を満たす値を持つセルに適用できます。

セルベースの条件付き書式

条件付き書式のカスタマイズ

RulesManagerは、「~より大きい」や「~で始まる」など、多くの一般的な条件式をサポートしていますが、独自の条件式を作成することもできます。RulesManagerには式パーサーと式エディターがあり、trueまたはfalseを返す条件式を評価できます。条件が真の場合、セル範囲は書式が適用されます。条件が偽の場合、セル範囲は書式が適用されません。

条件付き書式のカスタマイズ

セル範囲による条件付き書式

条件付き書式は、データグリッド全体またはセルの範囲に適用できます。範囲選択はマウスによる選択のほかに、ルールエディターペインで明示的に範囲を指定することもできます。このルールが機能する1つ以上の範囲を選択できます。

セル範囲による条件付き書式

アイコン、データバー、グラデーションカラースケール

RulesManagerは、スタイルセルに基本色を適用するだけでなく、Microsoft Excelのようなアイコンセットとデータバーもサポートしています。開発者はエンドユーザーが選択できるプリセットスタイルのコレクションを定義できます。カラースケールは、指定された最小値と最大値に対するデータの値によってセルの色が決まるグラデーションもサポートします。

アイコン、データバー、グラデーションカラースケール

FlexPivot

【Enterprise限定機能】FlexPivotは、Excelのようなピボットテーブルを可能にします。数百万行のデータをミリ秒単位で処理します。フィールドをドラッグ&ドロップして動的に分析ビューを作成するUIを実装し、データグリッドやチャートへ出力します。

データを瞬時にグループ化および集約

FlexPivotを使用すると、ユーザーはグリッドの上部または下部でデータをグループ化および集約できます。合計、カウント、平均などのデータの集計方法を指定できます。

データを瞬時にグループ化および集約

データの動的なフィルタリングとスライス

FlexPivotを使用すると、値と範囲ベースのフィルターを使用して、いくつかの条件に基づいてデータをフィルターできます。

データの動的なフィルタリングとスライス

エンドユーザーが構成するセルのフォーマット

条件付き書式を使用して、特定のしきい値に該当する合計を強調表示します。ダイアログを介してエンドユーザーが実行時に構成できます。

エンドユーザーが構成するセルのフォーマット

ピボットグラフでトレンドを視覚化

集計データをチャートで視覚化して、新しいインサイトとトレンドを発見します。縦棒、横棒、面、散布図、円チャートなど複数種類のチャートをサポートしており、ツールチップ、凡例、階層軸などを使用してチャートをカスタマイズできます。

ピボットグラフでトレンドを視覚化

データグリッドのデモ

データグリッドのデモ

Control ExplorerデモではFlexGridをはじめとする各コントロールの機能を確認できます。FlexGrid BasicDemoデモでは、FlexGridの基本機能を確認できます。

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データグリッドのヘルプとナレッジベース