2015J v3 の新機能
2015J v3リリース
ComponentOne製品は、2016年1月20日(水)にメジャーバージョンである「2015J v3」をリリースしました。今回のリリースでは、ComponentOne Studioにおける新しい帳票コンポーネントをはじめ、Wijmo、Xuniすべての製品において、お客さまのニーズに合わせた新しいコンポーネントの追加や機能強化を図っています。
本ページでは、2015J v3の新機能を一部、ハイライトとして公開しております。
[ 新機能ハイライト ]
ComponentOne Studioの新機能
新帳票ツール「FlexReport」の追加
FlexReport for WinForms
「FlexReport」は、高速で軽量なWindowsフォーム用の新しい帳票ツールです。FlexReportが持つ豊富な機能、PDF, HTMLファイルへの高速な出力、そして最小限のメモリ使用は、帳票アプリケーションの開発にスピードとパワーを提供します。
FlexReportの特長
- スピードとパフォーマンス
レポートの生成およびPDFファイルへの出力では、メモリ使用量を軽減しつつ、C1Reportと比較して2倍のパフォーマンスを実現しています。 - 最新のデザイン標準
帳票デザインの画面には最新のUIが適用されています。セクション、サブセクションの展開/縮小や、各コントロールを配置する際のスナップライン表示、リボンUI、各種エディタは、帳票作成の作業効率を大きく向上させます。 多彩な帳票を作成
FlexReportでは、70以上のチャート・グラフ種をはじめ、バーコード、図形、グラデーション、マップなどを帳票に出力できます。各種レポートに視覚的な効果を加え、多彩な帳票作成を実現します。作成可能なレポートの例:
- 標準レポート(請求書、計算書、書簡など)
- サブレポート
- メールラベル
- ドリルダウンレポート
- グラフィカルレポート
- クロスタブ(クロス集計)レポート
- Crystal Reportsからの移行
FlexReportは、Crystal Reportsとの互換性も強化し、レポートの移行も簡単に行えます。 - ビューワーコントロールが付属
FlexReportのほか、C1Report、C1Document、SSRSレポートなどさまざまなレポートソースをサポートするビューワーコントロールが付属します。印刷、異なるフォーマットでのエクスポート、サムネイル表示、検索、パラメータ入力など、柔軟性の高いナビゲーションツールを備えます。
高性能ファイナンシャルチャートの追加
FinancialChart for ASP.NET MVC
高性能ファイナンシャルチャートで即座に高度な株価のトレンドの視覚化が可能です。トレンドライン、フィルター、レンジセレクター、アノテーションで分析、そのすべてが最小限のコーディングで実現することができます。金融業界向けに最適化されたフルサービスコントロールは、これひとつで株取引アプリを始めるのに必要なほぼすべてのニーズを満たします。
※「FinancialChart」は、ComponentOne Studio Enterpriseユーザー様のみご利用いただけます。以下の動画(英語)で基本的な機能をご確認いただけます。
FlexChart for ASP.NET MVCの機能強化
「FlexChart」コントロールで、以下の機能が追加されました。
- 直線/四角形/円などの図形や、文字列、画像をチャートの注釈として表示することができます。注釈は動的に追加、編集することも可能です。
新しいピボットテーブルの追加
FlexPivot for WinForms (Beta)
新しいデータエンジンを搭載した「FlexPivot」は、複数のデータソースからなる数百万行のデータをミリ秒レベルで処理する、高速でパワフルなBIツールを生成します。フィールドをドラッグ&ドロップして動的に分析ビューを作成するUIを実装。ビジネス要求に合わせ、グリッドやグラフ、レポートを出力します。
※「FlexPivot」は、ComponentOne Studio Enterpriseユーザー様のみご利用いただけます。Web APIの機能強化
REST APIサービス
- .NET Frameworkのコレクション、データテーブル、データビューや、XML、JSONデータからMicrosoft Excelを生成します。
- Excel、JSON、CSV、XML形式のファイルを、他のファイル形式(Excel、JSON、CSV、XML)に変換します。
- 複数のExcelファイルを、数式やスタイルを保持したまま、一つのファイルにマージします。
- テキストとバーコード種を指定してバーコード画像を生成します。基本的なバーコード種に加えて、日本で使用頻度の高いQRコードや郵便カスタマバーコードにも対応します。
新エディションUWPの登場
ComponentOne Studio for UWP (Beta)
Universal Windows Platform(UWP)は、Windows 10 を実行するすべてのデバイスで利用可能な共通アプリプラットフォームを提供します。つまり、デスクトップからタブレット、ウェアラブルデバイスまで、多様なデバイスにインストールできる単一のアプリパッケージ(1つのコード)を作成することができます。ComponentOne Studio for UWPもまた、すべてのWindows 10デバイス上で動作し、業務アプリケーションで要求される機能を満たすコンポーネントのフルセットを提供します。
- グリッド&データ管理
- データ視覚化
- レポート&ドキュメント
- スケジューラー
- 入力&編集
- ナビゲーション&レイアウト