2015J v1 の新機能
2015J v1リリース
ComponentOne製品は、2015年5月21日(木)にメジャーバージョンである「2015J v1」をリリースします。今回のリリースでは、新製品モバイルネイティブアプリケーション用UIコントロールセット「Xuni(ズーニー)」が登場します!
そのほかComponentOne Studioでは、ASP.NET製品が新たに生まれ変わり「Studio for ASP.NET Web Forms」「Studio for ASP.NET MVC」の2エディションとして追加となるほか、「Studio for WinForms」のReports機能の強化、「Studio for WPF」「Studio for WinRT XAML」にBarCodeコントロールの追加などを行っています。
また、WijmoではFlexGrid、FlexChartの機能強化を行っており、各テクノロジーでお客さまのニーズに合わせた新しいコンポーネントの追加や機能強化を図っています。
新機能の概要は各エディションの項目をご覧ください。
[ 新機能概要 ]
Xuni(ズーニー)が新登場!
Xuni(ズーニー)は、クロスプラットフォームコントロールのコレクションです。
Android、iOS、およびWindows Phoneのモバイルプラットフォームで、共通のAPIを使用したネイティブユーザーインタフェースを実現するために設計されています。
Studio for WinFormsの新機能
「ComponentOne Studio for WinForms」の2015J v1では、「DataSource for Entity Framework」、RangeSliderコントロールの追加と、C1Reportデザイナ、C1PrintPreviewControl、「GanttView for WinForms」、「OLAP for WinForms」の機能強化などが行われます。
Reports for WinFormsの機能強化
「Reports for WinForms」に含まれる「C1Reportデザイナ」とC1PrintPreviewControlで、いくつかの機能が改善されました。
C1Reportデザイナ
- Visual Studio 2013 Lightのテーマをベースにした外観に変更し、メニューの配置を見直しました。また、各メニューには詳細な説明を表示するMicrosoft Officeスタイルのツールチップが表示されるようになりました。
- VBScriptエディタにユーザー定義のグローバルスクリプトを記述するための機能が追加されました。また、スクリプトを切り替えたときに、エディタを終了することなくフォントや色などのオプションを変更することが可能になったほか、あらかじめ定義されたスクリプト関数を使用するためのメニューを再配置して操作性を向上させました。
Crystal Reportsのインポート機能が改善されました。計算やデータベース接続に関する処理、およびデータ形式の変換を改善したため、インポート後にそれらを修正する手間が軽減されました。
C1PrintPreviewControl
- 非ページ分割のSSRSレポートの表示に対応しました。これにより、ナビゲーションやテキスト検索、ブックマークビューなどの高度なプレビュー機能を利用できるようになりました。
- ツールバーに、レポートをロードした後にパラメータの変更を可能にするボタンを新たに追加しました。
DataSource for Entity Frameworkの追加
「DataSource for Entity Framework」は、Microsoft Entity Frameworkに使いやすさとパフォーマンスの向上を追加する機能を提供します。
- Entity Framework 6のサポート
- プロパティダイアログによる容易なデータバインド
- LINQの拡張ライブラリLiveLinqによるクエリの高速化
- 仮想モードのサポート
- クライアント側のキャッシュを使用することによるスピードの向上
RangeSliderコントロールの追加
「Input for WinForms」に追加される新しい「RangeSliderコントロール」は、基本的なスライダーコントロールの機能に加えて、データ範囲を示すことができるように、2つのつまみを持つ機能を提供します。
GanttView for WinFormsの機能強化
特定の条件に応じてタスクを追加または削除できる機能が追加されました。
OLAP for WinFormsの機能強化
OLAPキューブ(SSAS:SQL Server Analysis Services)がサポートされます。
※OLAP for WinFormsは、Enterpriseユーザー様のみご利用いただけます。OLAPコンポーネントのご利用方法はこちら *
Studio for ASP.NET Web Formsの新機能
「ComponentOne Studio for ASP.NET Web Forms」の2015J v1では、「ChartNavigatorコンポーネント」の追加、EventsCalendarの機能追加が行われています。
ChartNavigatorコンポーネントの追加
「ChartNavigator for ASP.NET Web Forms」は、概要と詳細の2つのチャートを表示します。2つのチャートは連動しており、概要チャートで選択した範囲が詳細チャートに表示されます。
EventsCalendarの機能追加
カスタムビュー
ビューに表示する日/週/月/年の数をカスタマイズできるようになりました。また、ヘッダーバーに表示するビューの一覧も変更できます。エクスポート
「C1EventsCalendarコントロール」のUIをPDFファイルや画像ファイルにエクスポートできるようになりました。イベントのカスタム表示
イベントに任意のコンテンツを表示できるようになりました。表示する項目やスタイルを変更することが可能です。
GridViewの参照ライブラリの最適化
「C1GridViewコントロール」の設定内容に応じて必要なライブラリのみを参照するようになりました。例えば、スクロールが有効の場合にのみSuperPanelライブラリを、入力が可能な場合にのみInputライブラリを参照します。これにより、コントロールの初期化速度が向上します。
Mapsのカルチャ対応
HTML要素のlang属性に設定された言語で地図の地名ラベルを表示できます。
新エディション:Studio for ASP.NET MVC
ComponentOne Studioに新しいエディション「ComponentOne Studio for ASP.NET MVC」が追加されました。最新技術であるHTML5、ECMAScript 5に対応し、jQuery/jQuery UIなどのJavaScriptフレームワークに依存しない、高速かつ軽量なコントロールを収録します。
Studio for WPFの新機能
「ComponentOne Studio for WPF」の2015J v1では、「C1BarCodeコントロール」「C1DataSourceコントロール」および「C1FlexSheetコントロール」の追加、PdfViewerにおけるOpen Type Fontサポート、OLAPにおける非同期処理、MapsにおけるShapeFileサポートなどの機能改善が行われます。
BarCodeコントロールの追加
標準的なバーコードおよび2次元バーコードの描画および表示機能をWPFアプリケーションに提供します。
- 2次元バーコードを含む36種のエンコーディングをサポート
- チェックディジットの自動追加
- エラー詳細の提供
DataSource for Entity Frameworkの追加
「DataSource for Entity Framework」は、Microsoft Entity Frameworkに使いやすさとパフォーマンスの向上を追加する機能を提供します。
- Entity Framework 6のサポート
- プロパティダイアログによる容易なデータバインド
- LINQの拡張ライブラリLiveLinqによるクエリの高速化
- 仮想モードのサポート
- クライアント側のキャッシュを使用することによるスピードの向上
FlexSheet コントロール(Beta版)の追加
C1FlexSheetはC1FlexGridを拡張したコントロールで、Microsoft Excelのような機能性をWPFアプリケーションに提供します。Excelファイルのインポート、数式の適用、行の操作、セルスタイルの編集などが容易に行えます。FlexGridの特長に加え、よりExcelライクな機能性を提供することを目指しています。
- 数式のサポート
- セルのスタイルおよび書式
- ワークシートの管理
PdfViewerのOpenType Fontサポート
すべてのドキュメントにおいてOpenType Fontがサポートされるようになり、日本語を含むドキュメントの表示が改善されました。
非同期のOLAP処理
「OLAP for WPF」は、非同期データ処理によるパフォーマンスの改善を行いました。ユーザーによる複雑なピボットの作成、あるいは大規模なデータ処理において、非同期で処理することでアプリケーションの負荷を分散し、ユーザー操作の応答性が低下するのを軽減します。
※OLAP for WPFは、Enterpriseユーザー様のみご利用いただけます。
OLAPコンポーネントのご利用方法はこちら
ShapeFileのサポート
「Maps for WPF」は、ShapeFileフォーマットによる地理データを使用して、カスタムマップレイヤーおよびカスタムシェイプをマップ上に描画できるようになりました。
Studio for Silverlightの新機能
「ComponentOne Studio for Silverlight」の2015J v1では、「C1DataSourceコントロール」の追加、PdfViewerにおけるOpen Type Fontサポート、MapsにおけるShapeFileサポートなどの機能改善が行われます。
DataSource for Entity Frameworkの追加
「DataSource for Entity Framework」は、Microsoft Entity Frameworkに使いやすさとパフォーマンスの向上を追加する機能を提供します。
- Entity Framework 6のサポート
- プロパティダイアログによる容易なデータバインド
- LINQの拡張ライブラリLiveLinqによるクエリの高速化
- 仮想モードのサポート
- クライアント側のキャッシュを使用することによるスピードの向上
PdfViewerのOpenType Fontサポート
すべてのドキュメントにおいてOpenType Fontがサポートされるようになり、日本語を含むドキュメントの表示が改善されました。
ShapeFileのサポート
「Maps for Silverlight」は、ShapeFileフォーマットによる地理データを使用して、カスタムマップレイヤーおよびカスタムシェイプをマップ上に描画できるようになりました。
Studio for WinRT XAMLの新機能
「ComponentOne Studio for WinRT XAML」の2015J v1では、「C1BarCodeコントロール」「C1RangeSliderコントロール」および「C1SSRSViewerコントロール」の追加、PdfViewerにおけるOpen Type Fontサポート、FlexGridにおけるタッチ操作改善、MapsにおけるShapeFileサポートなどの機能改善が行われます。
BarCodeコントロールの追加
標準的なバーコードおよび2次元バーコードの描画および表示機能をWindows8アプリケーションに提供します。
- 2次元バーコードを含む36種のエンコーディングをサポート
- チェックディジットの自動追加
- エラー詳細の提供
SSRSレポートの表示
「SSRS Viewer for WinRT」によって、SQL Server Reporting Services(SSRS)レポート表示機能をWindowsアプリにもたらします。このコントロールにより、SSRSレポートをアプリケーション内に埋め込むことが可能です。
RangeSliderコントロール
「RangeSlider for WinRT」は、タッチ操作による範囲入力をWindows8アプリケーションで可能にします。
PdfViewerのOpenType Fontサポート
すべてのドキュメントにおいてOpenType Fontがサポートされるようになり、日本語を含むドキュメントの表示が改善されました。
FlexGridのタッチ操作改善
「FlexGrid for WinRT XAML」は、列のリサイズに加え、タッチ操作による行および列のドラッグ&ドロップ操作を改善しました。
ShapeFileのサポート
「Maps for WinRT XAML」は、ShapeFileフォーマットによる地理データを使用して、カスタムマップレイヤーおよびカスタムシェイプをマップ上に描画できるようになりました。
カレンダー操作の改善
カレンダーのヘッダーをタップすることで年や月のリストが表示されるようになり、タッチ操作による年や月の切り替えをよりスムーズに行うことができるようになりました。
OLAPコンポーネントについて
「OLAPコンポーネント」は、「ComponentOne Studio Enterprise」ユーザー様のみが使用できる機能です。そのため、Enterpriseのシリアルナンバーでライセンス認証をした環境でのみ製品版としてご利用いただけます。それ以外の各エディションでライセンス認証をしている場合、各OLAPコンポーネントはトライアル版として動作いたしますので、ご了承ください。