ダッシュボード画面を作成
DashboardLayoutは、グリッド、チャート、ゲージなどのデータ表示コントロールを配置するレイアウトシステムで、ビジネスインテリジェンスのダッシュボードに組み込むことができます。 画面要件に合ったレイアウトを選択してコントロールを配置し、ドラッグ&ドロップ、最大化と復元などで動的に画面を変更することができるため、最適な状態で可視化したデータを表示することが可能です。また、レイアウトの保存と読み込み、既存のレイアウトの変換などの機能も組み込まれています。
3種類のレイアウトから選択
コントロールを表示する領域をコンテナとして、各レイアウトシステムに応じて並べて表示します。
フローレイアウト(Flow layout)
子コンテナを行または列に配置します。
分割レイアウト(Split layout)
分割してサイズ変更できるパネルを使用して、領域を分割して子コンテナを表示します。
グリッドレイアウト(Auto-grid layout/Manual grid layout)
Auto-grid
子コンテナをグリッド状(行と列で構成する表形式)に自動で配置します。Manual
子コンテナを配置する位置をグリッドの行番号と列番号で指定して配置します。ドラッグ&ドロップでコンテナを配置
子コンテナを選択してドラッグすることができます。ドラッグしたコンテナを別の位置にドロップするとレイアウトが変更されます。残りの子コンテナは、レイアウトルールによってこの変更に自動的に調整されます。
コントロールの最大化と格納
右上に表示されるアイコンを操作することで、ダッシュボード内に表示した各コンテナを最大化/最小化を行うことができます。子コンテナを最大化すると、モーダルウィンドウのように全体表示されます。最小化されたコンテナは復元アイコンを使用して元に戻すことが可能です。
コントロールのサイズ変更
ダッシュボード内に表示した各コンテナは、ドラッグ操作でサイズを変更できます。サイズ変更後の大きさに表示スタイルは更新されます。
レイアウトの保存と読み込み
レイアウト状態をローカル環境にXML形式ファイルで保存(SaveLayoutメソッド)と読み込み(LoadLayoutメソッド)ができます。
ヘッダーメニュー
子コンテナの上部ヘッダーを表示可能です。また、右上部にはコンテキストメニューを表示できます。
レイアウトの変換機能
既存のレイアウトをDashboardLayout用に変換して表示できます。