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Wijmo 2020J v3

グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、業務システム開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2020J v3」を2020年12月2日(水)にリリースしました。Wijmoは、1年定額制のサブスクリプション方式で販売しています。最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は1ユーザーライセンスが132,000円(10%税込)、更新費用は52,800円(10%税込)となります。

新バージョン「2020J v3」では、新しいコントロールとして「日付範囲コントロール(InputDateRange)」が追加されました。このコントロールは、カレンダーから任意の日付範囲を視覚的に選択できます。例えば、データベースから任意の期間のデータを抽出するといったアプリケーションに組み込むことで、アプリケーションを利用するユーザーの視認性や操作性を向上することが可能です。また、「今週」「来週」「今月」「来月」など、ある日付を起点に日付範囲をカスタマイズできる機能も備えています。

さらに、データ管理コントロール「CollectionView」の新機能として、動的な計算フィールドを追加できるようになりました。この機能を使うと、アプリケーションに設定したデータソースの項目を利用して計算式を制御し、その計算結果をグリッドなどのUIコントロールに表示することが可能です。頻繁に値が変更されるデータを扱い、合計値や平均値などを表示したい場合などに、複雑なプログラムを組む必要がありません。

このほか、業務システムに多く利用されるグリッドコントロールには、エラーメッセージの強化、セル編集時のプレースホルダー表示、大文字と小文字を区別した入力補完、といった細やかな制御を行える新機能を追加しました。また、本バージョンより「Angular 11」、「React 17」に対応しています。

Wijmo 2020J v3の新機能

新コントロール
【日付範囲コントロール(InputDateRange)】
カレンダーから日付の範囲を選択できるコントロールです。predefinedRangesというプロパティを持っており、このプロパティに任意の日付範囲を設定しておくことで、「今週」「来週」「今月」「来月」「昨日から今日」「今日から明日」といった日付範囲を選択できるメニューを表示することが可能です。

データ管理コントロール「CollectionView」の機能強化
【動的な計算フィールドの追加】
同一のデータソース内の項目を利用して動的な計算フィールドを追加できるようになりました。参照しているデータ項目の値が変更されるとそれに伴って計算フィールドの値も更新されます。

【getErrorの全体エラーメッセージ表示】
getErrorメソッドが機能強化され、任意のメッセージを設定し、行ヘッダーセルに表示できるようになりました。

データグリッドコントロール「FlexGrid」の機能強化
【セルエディターのプレースホルダー】
セル編集時、空白のセルに「セルの列名」をプレースホルダーとして表示できるようになりました。

【DataMapセル編集時の入力補完を強化】
DataMapセルを編集する際に、大文字と小文字を区別した入力補完を実行できるようになりました。

円グラフコントロール「FlexPie」の機能強化
【複数円グラフのレイアウト制御】
複数の円グラフが表示されている時のレイアウトを制御できるようになりました。chartsPerLineプロパティに値を設定することで、一行で表示できるチャートの数を指定することが可能です。

入力コントロール「AutoComplete」の機能強化
【入力文字列で始まる項目だけを表示】
従来のバージョンでは入力した文字列を含む項目を表示することしかできませんでしたが、今バージョンから、入力した文字列から始まる項目をリスト表示できるようになりました。

「Calendar」「InputDate」の機能強化
【複数月カレンダーの表示】
コントロール内に複数の月のカレンダーを表示できるようになりました。

フレームワークへの対応
Angular 11、React 17に対応しました。

開発元

グレープシティ株式会社
所在地宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
電話番号022-777-8210
ホームページhttps://developer.mescius.jp/