JavaScriptライブラリSpreadJS最新版、ExcelライクなリボンUIコンポーネントをリファクタリングにより約30％軽量化

メシウス株式会社（本社：仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長：小野 耕宏、旧社名：グレープシティ株式会社）は、WebアプリケーションでMicrosoft Excel®ライクなUIと機能性を実現するJavaScriptライブラリ「SpreadJS（スプレッドJS）」の新バージョン「V18.1J」を2025年7月2日（水）にリリースします。

本バージョンでは、Excelのようなリボン形式のメニューを実現できる機能「リボンコンテナ」について、ランタイムファイルの軽量化を行いました。前バージョン「V18J」と比べファイルサイズを約30％削減したことにより、リボンコンテナを組み込んだWebアプリケーションの読み込み時間を短縮できます。
また、Excelのタイトルバーと同様に「最近使用した操作」や「おすすめの操作」について検索ボックスから表示ができる「コマンドパレット」を追加しています。この機能により、Webアプリ使用者がよく使う機能に素早くアクセスできるため、アプリの操作性・作業効率の向上に寄与します。

さらに、データベースから取得したデータを用いてチャートを生成する「データチャート」、およびExcel互換の「チャート」についても多数の機能強化を実施しています。例えば、Excel互換の「チャート」ではバブルチャートのバブルサイズを拡大・縮小できるようになりました。これにより、重要なデータの視覚的な強調や、複数データの比較を容易に行うことができます。

＜リボンコンテナ／SpreadJSデザイナの強化＞

【ランタイムファイルの軽量化】
リボンコンテナをリファクタリングし、機能実行に必要なランタイムファイルのサイズを前バージョンV18Jから約30%軽量化。本機能を使用したWebアプリケーションがすばやく読み込まれるようになりました。

【コマンドパレット機能の追加】
Excelに搭載されている操作アシスト機能のように「最近使用した操作」や「おすすめの操作」を表示できる機能を追加しました。実行したい操作に素早くアクセス可能なので、エンドユーザーの使いやすさ向上に貢献します。

【サイドパネルのカスタマイズ】
シェイプやチャート、レポートシートなどで書式やスタイルの設定で使用する各種サイドパネルを、デザイナの左右に自由にドッキングできるようになりました。また、デザイナの同じサイドに複数表示する場合は、タブを使用して表示を切り替えできるようになりました。エンドユーザーがデザイナ上で複数のパネルを使用する際に、デザイナ面を広く表示して使用することができます。

＜データチャートの強化＞

【カテゴリ軸の書式設定・表示単位の設定】
従来ソースコードで設定が必要だったデータチャートのカテゴリ軸の書式と表示単位を、デザイナから設定できるようになりました。たとえば、SpreadJSに搭載されている「レポートシート」機能を使ってチャートを組み込んだ帳票を作成する際などは、デザイナ上で簡単にデータチャートをデザインできます。

＜チャートの強化＞

【バブルチャートのバブルサイズ変更】
プロパティからバブルチャートのバブルの倍率を設定することで、バブルサイズを拡大・縮小できるようになりました。

【軸ラベルの角度の設定】
Excelのようにチャートの軸ラベルの角度を設定できるようになりました。軸ラベルの文言が長い場合などに、角度を斜めに調整することで見やすくできます。

SpreadJSはWebアプリケーションでExcelライクなUIを実現するJavaScriptライブラリです。フィルタや表計算関数など多数のExcel互換機能を備えるほか、SpreadJS独自の機能も搭載し、システム利用者に馴染みのある外観と操作性を兼ね備えた高機能なWebアプリケーションの開発を支援します。

1. 1年定額制のサブスクリプション方式で販売しています
2. 1人の開発者（本製品の利用者）につき1ライセンス必要です
3. 1つのプライマリドメインまたは1つのサブドメインに対してアプリケーションを配布できる権利を提供します