グレープシティ、新ピクチャ機能を搭載したJavaScriptライブラリ「SpreadJS」新版を10月26日にリリース
SpreadJS V15.2J
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、業務アプリケーション開発を支援する「SpreadJS(スプレッドJS)」の新バージョン「V15.2J」を2022年10月26日(水)にリリースします。SpreadJSは、WebアプリケーションでMicrosoft Excel®️ライクなUIを実現するJavaScript製品です。1年定額制のサブスクリプション方式で販売しており、初回費用は、1開発ライセンスが165,000円(10%税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が660,000円(10%税込)となります。なお、開発ライセンス・配布ライセンスの2年目以降のリニューアル(更新)価格は、両ライセンスとも165,000円(10%税込)となります。
本バージョンより、ExcelのようなUIと操作性で、シート上に配置した画像に対してさまざまな効果を付けて加工ができる新たなピクチャ機能を提供します。
この機能を利用すると、画像のサイズ変更や移動、枠線のスタイル設定に加え、明るさやコントラスト、透明度などを自在に調整できるほか、画像を任意のサイズや形状に調整できる「トリミング」の操作などが可能となります。
さらに、SpreadJS独自の機能である「テーブルシート」において、数々の機能追加および強化を行っています。例えば、テーブルシートでコンボボックスによるデータ入力が可能となる「ルックアップ列」機能を追加しました。コンボボックスに複数列も含むドロップダウンリストを表示することで、システム利用者に簡単なデータ入力を促すことが可能です。また、書式設定機能を強化し、関連付けた他の列を参照できるようになりました。テーブルシートにデータ表示する際に、異なる列のデータを任意の書式でまとめて表示したいときなどに便利な機能です。
このほか、Excel互換の関数や名前ボックスコンポーネントなど数多くの新機能を追加しました。
SpreadJSはExcelライクの追求はもちろん、Excelでは実現できない機能も搭載し、システム利用者に馴染みのある外観と操作性を兼ね備えた高機能なWebアプリケーションの開発をますます支援します。
SpreadJSの詳細は、製品ページをご覧ください
SpreadJS V15.2Jの新機能
新しいピクチャ機能の追加
ピクチャ機能が、シェイプをベースとした「PictureShape」に一新されシート上に配置した画像に対するさまざまな表示調整が可能になりました。リボンコンテナのリボンメニューや新しく追加された各種APIの使用により、画像の明るさやコントラスト、透明度などを自在に調整できるほか、画像のトリミングや回転、グループ化、Excelインポートもサポートしています。
テーブルシートの機能強化
【ルックアップ列】
テーブルシートでコンボボックスによるデータ入力が可能となる「ルックアップ列」機能を追加しました。コンボボックスでは配列で設定した任意のアイテムを表示できるほか、リレーション関係にあるテーブルのフィールドにあるデータをリスト表示することも可能です。
【書式設定機能の強化】
テーブルシートの書式設定で、バインドしているテーブルやリレーション関係にあるテーブルの列フィールドを参照できるようになりました。この機能を活用することにより、テーブル上の様々なデータを使った柔軟な情報表示が可能となります。
Excelと互換性のある以下の数式関数をサポートしました。テキストの操作や配列データの操作を行う場合に使用できます。
文字列操作関数
関数名 | 機能 |
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TEXTBEFORE | 区切り文字より前のテキストを返します。 |
TEXTAFTER | 区切り文字より後のテキストを返します。 |
TEXTSPLIT | テキストを区切り記号で行または列に分割します。 |
配列操作関数(結合)
関数名 | 機能 |
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VSTACK | 配列を垂直に積み重ねます。 |
HSTACK | 配列を水平に積み重ねます。 |
配列操作関数(変換)
関数名 | 機能 |
---|---|
TOROW | 配列を1行に変換します。 |
TOCOL | 配列を1列に変換します。 |
WRAPROWS | 配列を指定した列数で2次元配列に折り返します。 |
WRAPCOLS | 配列を指定した行数で2次元配列に折り返します。 |
配列操作関数(サイズ変更)
関数名 | 機能 |
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TAKE | 配列の先頭または末尾から指定した数の行または列を取得して返します。 |
DROP | 配列の先頭または末尾から指定した数の行または列を削除して返します。 |
CHOOSEROWS | 指定された行だけを含む配列を返します。 |
CHOOSECOLS | 指定された列だけを含む配列を返します。 |
EXPAND | 配列を指定された行数・列数に拡張します。 |
ワークシート機能の強化
行/列の状態に応じたスタイル設定機能が強化され、複数のセル範囲に対してそれぞれ、異なるスタイルを適用できるようになりました。
名前ボックスコンポーネントの追加
SpreadJSデザイナやリボンコンテナに搭載されていた「名前ボックス」を、独立したコンポーネントとして利用できるようになりました。このコンポーネントを活用することにより、選択したセル範囲の動的な表示や指定セルへの移動、数式のパラメータとして利用できるカスタム名の登録といった機能をアプリケーションの利用者に提供することが可能となります。
データオブジェクト型セルの追加
新しいセル型「データオブジェクト型セル」を追加しました。Webサービスやデータベースから取得したオブジェクトデータをセルに取り込み、シート上で柔軟に活用できるようになります。
SpreadJS V15.2Jの新機能詳細は、製品ページをご覧ください
開発元
グレープシティ株式会社 | |
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所在地 | 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4 |
電話番号 | 022-777-8210 |
ホームページ | https://developer.mescius.jp/ |