Webアプリ上でPDF文書を操作できるビューワを追加したドキュメントAPIライブラリの最新版が登場
DioDocsシリーズ
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリシリーズ「DioDocs(ディオドック)」の新バージョン「V4J」を2021年2月17日(水)にリリースします。DioDocsシリーズは、Excelファイルを生成・更新するためのAPIライブラリ「DioDocs for Excel」と、PDFファイルを生成・更新するためのAPIライブラリ「DioDocs for PDF」の2つの製品を提供しています。
新バージョン「V4J」では、「DioDocs for PDF」に、JavaScriptベースの「PDFビューワ」を追加しました。この機能では、WebアプリケーションでPDF文書の表示や操作ができます。サーバーサイドに配置したAPIとの連携により、注釈の追加・編集や、PDFフォームの入力・作成・編集、文書内テキストの検索や選択ができ、PDF文書の印刷およびダウンロードまで可能です。すべての機能をAdobe Acrobatなどのソフトウェアをインストールすることなく利用できます。
一方、「DioDocs for Excel」では、Excelをテンプレートとして簡単に帳票を設計できる「テンプレート構文」の機能を強化しました。さらにピボットテーブルのデータを可視化する「ピボットチャート」機能の追加や、特定の数値条件が満たされるまで計算を繰り返す「反復計算」の機能も追加しています。
新バージョン「V4J」より、開発ライセンス料をお求めやすい価格へ改定いたします。「DioDocs for PDF/Excel」両製品とも1年定額制のサブスクリプション方式での販売となり、イニシャル(初回)価格は、1開発ライセンスが297,000円(10%税込)(従来は352,000円)、2年目以降のリニューアル(更新)価格は148,500円(10%税込)(従来は176,000円)です。また、PDFビューワ機能を組み込んで開発したアプリケーションを運用環境へ配布する場合の配布ライセンスは、1ドメインあたりのイニシャル価格が330,000円(10%税込)、リニューアル価格は82,500円(10%税込)です。
DioDocsの詳細は、Webページをご覧ください
DioDocs for PDF V4Jの新機能
PDFビューワの追加
JavaScriptベースのPDFビューワを提供します。このビューワは、主要なJavaScriptフレームワーク(Angular/React/Vue.js)やASP.NET MVC/ASP.NET Coreをサポートしており、WebアプリケーションのクライアントサイドでPDFファイルを読み込んで表示することができます。ビューワに付属のツールバーで拡大/縮小、ページナビゲーション、テキストの検索や選択、印刷、ダウンロードなども可能です。
また、サーバーサイドに配置したDioDocs for PDFのAPIと連携して注釈の追加や編集、PDFフォームの追加や編集などのPDFエディタとしての機能もサポートしています。複数人でリアルタイムに同時編集ができるリアルタイムコラボレーション機能も実装可能です。
カスタム入力フィールドと検証の追加
PDFフォームを作成する際に、各フォームフィールドに最小長、最大長、必須などの入力データの検証と日付や時刻ピッカーおよび数値スピナーなどの入力方法を設定することができるようになります。このカスタム入力フィールドと検証はPDFビューワでサポートされています。
DioDocs for Excel V4Jの新機能
テンプレート構文の強化
Excelをテンプレートとして簡単にExcel帳票やPDFフォーム設計できる「テンプレート構文」を強化しました。PDFフォームの設計において、日付、時間、電話番号、メールアドレス、URLなどのデータにあわせた入力方法を提供するカスタム入力フィールドと、最小・最大値、文字/数値のパターン、必須かどうかなどの入力データの検証を定義する新しい構文を提供します。このカスタム入力フィールドと検証はPDFビューワでサポートされています。
また、Excel帳票の設計において、デフォルト値設定の機能が追加されました。通常、データソースにデータがない場合、Excelファイルの出力結果は空白セルとなりますが、デフォルト値の設定により「データソースにデータがない場合は0と出力する」、といったことが可能となります。
ピボットチャート機能の追加
ピボットチャートを追加してピボットテーブルのデータを表示できるようになります。既存のピボットテーブルの更新や削除も可能です。
反復計算機能の追加
特定の数値条件が満たされるまで計算を繰り返す反復計算ができるようになります。最大反復回数や変化の最大値も設定できます。
バーコードのPDFエクスポート
ワークシートに設定したバーコードをPDF/HTML/画像へ出力できるようになります。
DioDocsの新機能詳細は、製品ページをご覧ください
開発元
グレープシティ株式会社 | |
---|---|
所在地 | 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4 |
電話番号 | 022-777-8210 |
ホームページ | https://developer.mescius.jp/ |