データグリッド機能の強化で効率的なデータ管理を実現 業務アプリ開発支援ツールの最新版を7月10日にリリース

メシウス株式会社（本社：仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長：馬場 直行、旧社名：グレープシティ株式会社）は、業務アプリケーション開発に便利なデスクトップ／Web用の .NETコンポーネントを収録したスイート製品「ComponentOne（コンポーネントワン）」の新バージョン「2024J v1」を2024年7月10日（水）にリリースします。

2024年初回のバージョンアップとなる「2024J v1」では、業務アプリケーションのグリッド要件に柔軟に対応するデータグリッドコントロール「FlexGrid」を中心に機能の追加・強化を行っています。まず、WPF、Blazor、WinUIアプリケーション開発用エディションのFlexGridに、新たに「ツリーグリッド」機能を追加しました。親子関係のあるデータを階層的に表示させることで、情報へのアクセスと表示が容易になります。
また、BlazorエディションのFlexGridでは、独自のカスタムフィルターを表示できる機能を追加しました。さらに、日時形式でフォーマットされた列に対して、日付値に加えて時刻値でのフィルタリングも可能になりました。フィルター機能が一層強化され、システム利用者はデータ検索や分析をより効率的に行うことができます。

各エディションの機能強化

【WPF／Blazor／WinUI共通】

● FlexGridの強化（ツリーグリッド）
親子関係があるデータを階層化して表示できる「ツリーグリッド」に対応しました。ノードの表示位置とノードのインデントをカスタマイズできるほか、複数のプロパティをコンマで区切って指定することで、階層ごとに子ノードとして表示するデータを切り替えることができます。

【Blazor】

● FlexGridの強化（カスタムの列フィルター・時刻によるフィルタリング）
独自のカスタムフィルターを表示できる機能を新たに追加しました。組み込みのフィルター機能を拡張させて、より詳細な検索条件でデータを絞り込むことができます。また、時刻値によるフィルタリングも可能となりました。日時形式でフォーマットされた列に対してフィルタリングを行う際に、日付だけでなく時刻も指定して特定のデータを抽出できます。

● 新コントロール「FlexViewer」の追加 ※ベータ版
Blazor Serverアプリケーションで、FlexReportやSQL Server Reporting Services (SSRS)にて作成されたレポートとPDFドキュメントを表示できる「FlexViewer」コントロールを追加しました。インタラクティブで使いやすいUIが付属しており、ページナビゲーション、ズーム、レイアウト、サムネイル、テキスト検索ができます。また、印刷やファイル出力も可能です。

【Windows Forms】

● Microsoft 365のテーマに対応
FlexGrid、FlexChart、Ribbon、Accordion、Inputの外観にMicrosoft 365のテーマを設定できるようになります。

● FlexGridの強化（転置グリッド）※.NET 6～8用コンポーネント
データの行と列を入れ替えて（転置して）表示できる機能を搭載しました。既定のレイアウトでは、行が縦方向に／列が横方向に並んで表示されますが、並べ方を反転させ、行を横方向に／列を縦方向に並べて表示できます。時系列のデータを水平方向に並べて表示したい場合や、カード型のレイアウトでユーザーデータを表示したい場合に活用できます。

ComponentOneはデスクトップ、Webに対応した .NETアプリケーションの開発を可能にします。データグリッド、チャート、帳票、ゲージ、ツリービュー、ピボットテーブルといった業務アプリケーションに必要とされる機能を豊富に備え、小規模な社内システムから大規模エンタープライズシステムまで、多種多様な業務システムの開発を支援します。

1. 1年定額制のサブスクリプション方式で販売しています
2. 最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の価格を記載しています
3. 1人の開発者（本製品の利用者）につき1ライセンス必要です