Ribbon for WinFormsは、Microsoft Office 365(Office 2019)で採用された最新のリボンインターフェイスを提供します。簡素化されたリボン(Simplified ribbon)によるコンパクトな1行表示のメニュー、ギャラリー、バックステージビュー、ベクターアイコンなどを実装できます。
簡素化されたリボン(Simplified ribbon)
Ribbon for WinFormsは、デスクトップアプリケーションの作業領域を増やすように設計された、コンパクトに1行に折りたたまれたリボンをサポートします。1行に収まらないコマンドは、ドロップダウンメニューからアクセスできるようになります。コマンド用のスペースを増やしたい場合はリボンを従来の3行表示に広げることができます。
バックステージビューとクイックアクセスツールバー
バックステージビューとクイックアクセスツールバーを備えたアプリケーションを作成できます。バックステージビューには、アプリケーション全体で動作するメインコマンドのタブ付きリスト(Microsoft Wordで[ファイル]をクリックした際に表示されるような)が含まれています。クイックアクセスツールバーは、一般的に使用されるコマンドへの迅速なアクセスを提供して生産性を向上させることができ、リボンの上または下に配置できます。
Microsoft Officeスタイルを含む40以上のテーマ
Ribbon for WinFormsは、Office 2013、Office 2016など40を超える組み込みテーマから選択できます。より独自のスタイルが必要な場合はC1ThemeControllerを使用してカスタムスタイルを作成できます。
Visual Studioのデザイン時のサポートとテンプレートによる設計
Ribbon for WinFormsを使用すると、開発者は非常に少ないコードでMicrosoft Officeスタイルのアプリケーションを作成できます。デザイン時のサポートには、スマートタグ、フローティングツールバー、コレクションエディターなどが含まれます。テンプレートを使用してリボンアプリケーションの作成やリボンフォームの追加を簡単に行えます。テキストボックス、ボタン、カラーピッカー、日付ピッカー、分割ボタン、プログレスバー、ギャラリーなど、リボンをカスタマイズするために使用できる20種類以上の埋め込みコントロールが用意されています。
クラシックリボンのスタイル
Ribbon for WinFormsにはクラシックなリボンコントロールも含まれています。クラシックなリボンは、Office 2007および2010 スタイルのような、古いバージョンのOfficeでよく見られるアプリケーションメニューをサポートしています。