Menus and Toolbars for WinFormsにより、ドッキング/フローティングツールバー、マルチレベルメニュー、およびコンテキストメニュー作成できます。C1Commandフレームワークに基づいて構築される強力なコントロールにはMicrosoft Office視覚スタイルが含まれており、アプリケーション全体にプロフェッショナルなルック&フィールを施せます。
収録コントロール
C1MainMenu/C1ContextMenu
ナビゲーションとコマンドのマルチレベルとマルチカラムメニューを表示します。各メニューは、それぞれ1つの共有コマンドにリンクしたコマンドリンクのコレクションを含みます。
C1CommandHolder
すべてのメニューとツールバーのコマンドを単一のコレクションとして格納します。各コマンドはC1CommandHolderのClickイベントをトリガーします。これにより、コードの編成が維持され、複数のメニューとツールバーでコマンドを共有できます。C1CommandHolderコンポーネントは自動的に作成されて管理されます。
C1CommandDock
C1Toolbarのドッキングとフローティング機能を提供します。
統合されたC1Commandフレームワーク
Menus and Toolbarsスイートは、メニューとツールバーを1つのシステムに統合しているため、同じオブジェクトとコードを複数のメニュー項目やツールバーボタンに再利用できます。同じコマンド(テキスト、画像、イベント処理コード)を同時に複数のメニューおよび/またはツールバーで使用できます。
ドッキング/フローティングツールバー
ドッキング/フローティング動作により、エンドユーザーがカスタマイズしやすいレイアウトを作成できます。エンドユーザーがフォーム上を移動したり、フォームの端にドッキングしたり、フローティングツールバーに設定できるツールバーを作成するには、C1ToolBarコントロールをC1CommandDockコンテナに配置するだけです。
独自のスマートデザイナを搭載
Menus and Toolbarsは、レイアウトデザインを容易に行えるスマートデザイナを採用しています。ツールバーやメニュー項目上にマウスを移動すると、編集可能な項目がポップアップします。マウス操作だけで簡単にオブジェクト固有のプロパティを変更でき、プロパティウィンドウから深い階層までアクセスする必要がありません。C1Commandのデザイナは、テキストやアイコン、ショートカットキーで50以上の共通コマンドを備えています。
ショートカットキー
ショートカットおよびニーモニックキーを使用すると、マウスの代わりに、キーボードによってメニューにアクセスできます。ショートカットキーは、どのメニューやツールバーにも存在しないコマンドに対しても使用可能です。
MDIアプリケーションのサポート
メニューでは、MDIフォームにおけるウィンドウリストを自動生成し、ウィンドウリスト内から特定の子ウィンドウへすばやくアクセスできます。また、MDI子ウィンドウのメニューをMDIウィンドウのメニューに統合することも可能です。
コントロールの埋め込み
テキストボックス、ラジオボタン、チェックボックスなどの任意のコントロールをメニューやツールバーに簡単に埋め込むことができます。
実行時のカスタマイズ
設計時にCustomizeButtonプロパティをTrueに設定すると、実行時にC1Toolbarsをカスタマイズできます。カスタマイズを有効にすると、ツールバー上にドロップダウンの矢印が表示されて、ユーザーが追加のコマンドを表示または非表示にできます。
その他の機能
組み込みの視覚スタイル
すべてのメニューおよびツールバーコントロールは、Microsoft Office 2010で使用可能なスタイル(Blue、Silver、およびBlackなど)を模倣する視覚スタイルをサポートします。また、Office 2003、2007、およびWindows XPスタイルからも選択できます。
マルチレベルメニュー
サブメニューをメインメニューに追加して、コマンドまたはオプションの階層を作成できます。
機能豊富なコンテキストメニュー
C1ContextMenuコントロールにより、コンテキストメニューをフォーム上の任意のコントロールに簡単に追加できます。C1ContextMenuは、C1MainMenuと同じ機能セットを共有します。