Maps for WinFormsは、ズーム、パン、および画面と地理座標の間のマッピングをサポートします。さまざまなソースからマップ情報を表示し、KMLファイルを描画します。マップ上に独自のカスタム要素を重ね合わせることも可能です。
3つの組み込みソース
Maps for WinFormsは、さまざまなソースから地理情報を表示できます。既定では、C1MapsはMicrosoft Bing Mapsサービスをソースとして利用します。3つの組み込みソース(航空写真、地図、ハイブリッド)が含まれます。
ズーム、パン
C1Mapsは、マルチタッチジェスチャーによるズームおよびパンをサポートするマップ表示コンテナを提供します。ユーザーは、ダブルタップやストレッチによるズームイン、ピンチによるズームアウト、ドラッグして自由に画面をスクロールするパン操作が可能です。
カスタム要素をマップに表示
C1MapsのC1MapItemsLayerは、画面と地理座標の間のマッピングをサポートします。項目のレイヤを使用して、カスタム要素をマップに追加することも可能です。要素は地理的な位置にリンクされます。
ベクターレイヤーのサポート
C1VectorLayerは、マップ上の地理座標による幾何学パターン、シェイプ、多角形、パスの描画を容易にするベクターレイヤーをサポートします。ベクターレイヤーは以下の要素を描画するのに有用です。
- 政治的境界線(国、地域など)
- 地理詳細(車や飛行機のルートなど)
- 階級区分マップ(国別人口など統計データに基づく)
KMLのオフラインマップソース
地図のC1VectorLayerレイヤは、KML(Keyhole Markup Language)およびKMZ(圧縮されたKML)ファイルの描画をサポートします。組み込みのMicrosoft Bing Mapsソースの代わりにベクターレイヤーを使用し、KMLファイルから提供されるマップを表示することができます。C1MapsコントロールはKMLおよびKMZを直接インポートおよびエクスポートすることも可能です。
さまざまな地理情報を表示
C1Mapsは、3つの組み込みソースに加え、カスタムソースなどのさまざまなソースから、豊富な地理情報を表示できます。Open Street Mapsと公的なCloudMade Midnight Commanderを使用した製品サンプルも提供しています。