柔軟な動作とスタイル設定のタブコントロールインターフェースを提供します。タブの向き、サイズ、スタイルを自由に設定できます。また、ドッキングとフローティングタブも作成できます。
ドッキングおよびフローティングタブ
ドッキングとフローティングの動作を提供して、コントロール全体または個別ページ(タブ)を切り離したり、別のC1DockingTabコントロールに自動的にドッキングしたり、別個のウィンドウとしてフローティングできます。
Visual Studioスタイルのドッキング
C1DockingTabは、Visual Studioのようなひし形のドッキングインタフェースをサポートしています。 C1CommandDockコントロールのDockingStyleプロパティを設定するだけで、この動作が得られます。
自動非表示
C1DockingTabは、C1CommandDockコントロール内に配置したときの自動非表示モードをサポートしています。つまり、タブはコンテナの端で最小化し、ユーザーによるクリックでスライドイン/アウトできます。 この動作を実装するには、AutoHidingプロパティをTrueに設定するだけです。ユーザー自身がこれを有効にできるようにするには、CanAutoHideプロパティを設定します。
すばやくスタイリングする設計時エディタ
設計時エディタでタブのスタイル、サイズ、およびレイアウトなどのタブの外観をすばやく編集できます。
タブを閉じる
各タブ上に〈閉じる〉([X])ボタンを表示します。CloseBoxプロパティで〈閉じる〉ボタンを設定します。
タブリスト
使用可能なすべてのタブをドロップダウンリスト内に表示し、ユーザーがすばやく移動できるようにします。これはShowTabListプロパティをTrueに設定するだけです。
その他の機能
タブの非表示化
タブを非表示にして、ウィザードのようなマルチページフォームを作成できます。C1DockingTabの利点は、各タブページにドラッグ&ドロップの機能が提供されるため、複数のフォームを1つのフォームに簡単に含めることができる点です。
その他の配置オプション
次のような多種のタブ配置オプションから選択します。
- タブをコントロールのTop、Bottom、Left、またはRightに配置する
- タブを相対的なNear、Far、またはCenterに配置する
- タブを伸長および縮小してスペースに合わせたタブのサイズにするか、複数行またはスクロールを可能にして多くのタブを処理する
その他のタブスタイル
その他にも数多くのスタイルをタブのインタフェースに適用できます。 Office 2010、2007、および2003スタイルを含む12種類の視覚スタイルから選択できます。 TabStyleプロパティを設定して、斜めの形状や角丸のタブも取得できます。