OrgChart for UWPを使うと、データの構造や関係を示す組織図や階層図を作成できます。Windowsランタイムの機能豊富なデータ連結メカニズムを活用して、多様で複雑な階層化データを見やすく表示します。
柔軟なデータ連結
C1OrgChartコントロールはItemsControlです。このコントロールを、いくつかのサブ項目を保持する1つのエンティティに連結したり、それぞれがいくつかのサブ項目を保持できる項目から成るIEnumerableコレクションに連結することができます。
水平方向と垂直方向
C1OrgChartでコントロールは、Orientationプロパティを設定するだけで、項目を水平方向または垂直方向に表示できます。
項目テンプレートのカスタマイズ
テンプレートを定義してノードの外観をカスタマイズします。DataTemplateSelectorを使用して、ビジネスロジックに基づいてノードに異なる外観を提供することができます。C1OrgChartコントロールは、HierarchicalDataTemplateを使用して複雑な階層表示を作成するための高度な連結シナリオもサポートします。
折りたたみ可能なノード
項目のブランチを非表示にして、コンパクトな表示が可能になります。C1OrgChartのノードには、TreeViewと同様に、各ノードを展開/折りたたむことができるIsCollapsedプロパティがあります。
接続線のカスタマイズ
C1OrgChartコントロールは、ノードの接続に使用する線をカスタマイズするためのプロパティをいくつか公開しています。これらのプロパティを使用して、接続線の作成に使用するブラシ、太さ、および破線配列をカスタマイズできます。これらのプロパティをデータ項目のプロパティに連結して、関係ごとに線をカスタマイズすることもできます。
子の間隔と配置のオプション
いくつかのプロパティを設定するだけで、OrgChart内の項目の配置や間隔をカスタマイズできます。このコントロールには、項目間の間隔(ピクセル単位)を制御するChildSpacingプロパティや、見栄えのよさを大きく変える垂直および水平方向の配置プロパティがあります。